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自治体の皆さまへ

保健福祉センターなごみから 健康だより NO.94

12/21

北海道新得町

『子どもたちの目を近視から守ろう!』

子どもの近視について意識したことはありますか?眼鏡などで矯正すれば視力がでるものとして「仕方ない…」と思われている方も多いのではないでしょうか。近視は、遺伝要因と環境要因の両方が関係すると言われていますが、近年の近視の増加は環境による影響が大きいと考えられています。
なるべく早い時期から予防に取りかかることで、子どもたちの目を守りましょう!

◆近視ってどんな状態?
近視のほとんどは「軸性近視」と言われています。軸性近視とは、「眼球の形が前後方向に長くなり目の中に入った光線のピントが合う位置が網膜より前になっている状態」を言います。

裸眼視力1.0未満の子どもの割合は約40年前と
比べて増えているといわれています。
そのうち、近視がある子どもの割合は…80%

出典:令和5年度 児童生徒の近視実態調査事業より

軸性近視により一度視力が落ちてしまうと、元には戻らない!自分の目は自分で守らなければならない!!

◆目の健康のために家でできること
(1)できるだけ外で遊ぶ
・外で過ごすと近視になりにくい!
・建物の影や木陰でも、近視予防に必要な光の明るさをキープすることができる!

(2)長い時間、近くを見続けない
▽近くで見ない
対象から30cm以上、目を離す

▽時々休憩しよう
30分に1回は、20秒以上目を休める

▽明るい部屋で過ごそう
部屋を十分に明るくする

▽電子機器の使い方に注意しよう
使用する電子機器の明るさを適切に調節する

近視をそのままにしておくと将来、緑内障や網膜剥離などの目の病気になる可能性を高めると言われています。近視は年齢が上がるにつれて進行する傾向にもあるため、小学校入学前から積極的に予防に取りかかりましょう!
(町保健師)

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