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≪特集≫考えよう、部活動のコト 地域で支えるこどもたち(2)

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北海道新得町

◆部活動地域移行に関するアンケートの結果を公表します
令和5年9月に、小学5・6年児童、中学1・2年生徒、保護者、教職員を対象に「部活動地域移行に関するアンケート」を実施し、状況把握を行いました。
以下はアンケート結果を一部抜粋したものです。

▽児童生徒・保護者回答
これからの文化スポーツ活動に求めるもの(選択肢から2つ選択)

▽保護者回答
地域移行への心配な点や気になること(選択肢から複数選択)

▽教職員回答
部活動指導に対する意識(選択肢から複数選択)

▽教職員回答
地域移行の課題(選択肢から複数選択)

▽教職員回答
その他自由意見(自由記載)
・地域の指導者がいれば望ましい
・教職員の働き方改革に繋がる
・子どもにとって最善の方向へ
・近隣町と一緒に検討が必要
・学校、保護者、地域が共通の認識を持てるか
・学校行事を踏まえ運営を行う必要がある

○児童・生徒
「これからの文化スポーツ活動に求めること」については、「体力や技能を向上させること」、「大会やコンクールなどで良い成績を取ること」など、児童・生徒個人のスキルアップや、良い成績や結果を求める一方で、「人間として成長し、自信を持てるようになること」や「仲間との良い人間関係をつくること」など、人間関係や自己の成長に期待していることが伺えます。

○保護者
「これからの文化スポーツ活動活動に求めること」については子どもの成長や人間関係に期待する意見が多数を占める一方で、児童生徒とは違い、必ずしも良い結果・成績を取ることに重きを置いていないことが明らかになりました。その他、「地域移行への心配な点や気になること」として「送迎などの移動手段」、「参加費用(月謝)」など、今後課題となる保護者の具体的な対応が、心配事として出ていました。

○教職員
「部活動指導に対する意識」については、「生徒の成長がやりがいに繋がる」など、部活動の指導にやりがいを感じているという意見の一方で、「学校関係者だけでは限界がある」などから、地域の関わりを求めていることや、時間や精神的な負担を感じている教職員も存在することが、分かりました。
「地域移行の課題は何か」については、「指導者の確保」や「受け皿となる組織づくり」が多い結果となりましたが、「学校と受け皿組織との情報共有」や「教職員の関わり」など、学校や教職員との関わりが、今後も必要との意見が多くありました。
その他自由意見として、「野球部を例に、継続するためには清水町・鹿追町と一緒に検討が必要」、「生徒が能動的に取り組むためにも地域移行は望ましい」など子どもにとってより良い方向性を望む意見が目立ちました。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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