『災害時の備え、していますか?』
地震、台風、大雪などの自然災害は、繰り返しやってきます。
特に高齢者や持病をお持ちの方、小さいお子さんがいるご家庭は平常時から備えておく必要があります。
◆持病がある方・高齢の方の備え
1.ふだんのお薬とお水、お薬手帳を忘れずに!
避難中に病状を悪化させないために、薬はいつでも持ち出せるように準備しておきましょう。災害時は混乱しやすいため、お薬手帳もあると安心です。
2.ないと困る入れ歯とメガネ!
食事の際に、必要になる入れ歯。災害時はお口のお手入れが不十分になりやすいため、洗浄剤や歯ブラシも一緒に用意しておきましょう。
避難所に行く際にはメガネも忘れずに!
3.必要なものを避難用に準備しておく
普段使っている尿パットやおむつ、着替えなど、長期の避難に備えて、すぐに持ち出せるように準備しておきましょう。
◆お子さんがいる方の備え
1.おむつおしり拭きを多めに準備
おむつ、おしり拭き、着替えなど、いつものお出かけグッズを多めに準備しておきましょう。
2.ミルクや離乳食は3日分を目安に
ミルクや離乳食がすぐに手に入らない場合に備えて、3日分を目安に用意しておくと安心です。哺乳瓶の消毒が難しい場合には、紙コップなどがあると便利です。また離乳食は、調理せずにそのまま食べられるレトルトのベビーフードがオススメです。使い捨てのスプーンも一緒に用意しておきましょう。
普段よく食べているお菓子なども準備しておくと、災害時の精神的な安定にもつながります。
◆冬の寒さに備えるもの
・防寒着・カイロ・カセットボンベ式の暖房器具など
冬に災害がおこると、上記のものに加え、寒さ対策も必要になります。災害直後は必要なものがすぐに手に入らないことがありますので、前もって準備しておくと安心です。
その他にも、懐中電灯、飲料水、非常食、紙皿、ラップ、ティッシュなど必要と思われるものを準備しておきましょう。
災害は忘れたころにやってきます。水道が止まった時、電気やガスが止まった時、道路が寸断された時など、いざという時のために、平常時からしっかりと備えておきましょう。
-町管理栄養士
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