町長室からこんにちは

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新得町長　浜田　正利

最近の報道などから二点お知らせします。
一点目は、日本の人口減少が進んでいるとの報道がありました。令和5年10月1日現在の数値を1年前と比較すると、総人口は59万5千人減の1億2,435万2千人、日本人に限ると、83万7千人減の1億2,119万3千人との報道がありました。
新得町においても人口減少が続いており、その結果、町内ほとんどの職種で人手不足の状態にあり、地域社会を支えていくうえで大きな課題となっています。「消滅可能性自治体」の報道もありましたが、人口問題は自治体だけではなく、国全体の問題です。町として、今後どのように対応を進めていくか悩みは深いですが、現状の政策以上の対応を求められていると認識しておりますので、なりふり構わず出来るところから進めていきたいと考えています。
二点目は、桜の開花についてですが、3月1日以降の毎日の最高気温を足した数字が500度を超えると桜が開花するとの新聞記事を拝読しました。新得町の3月から4月の最高気温を計算すると、4月27日に500度を超え、町なかに桜が咲き始めました。昔は5月の連休明けが桜の見頃と記憶していますが、その頃と比べると開花が早まっています。気候変動という言葉を耳にしますが、日常生活はもとより、農業、観光など産業全般への影響がどうなるのか考えてしまいます。

次に、町民の皆様へお願いを二点させていただきます。
一点目は、役場職員についてです。現在の正職員数は114名で、年齢構成を見ると平均年齢は36.8歳、在職年数10年未満(平成26年4月以降の採用)が55名と、昨年と同様に若い組織となっています。日頃から職員研修に努めておりますが、町民の皆さんと滞りなくコミュニケーションをとれるまでには時間と経験が必要です。職員の成長のため、皆さんの温かいご指導をお願いします。
なお、今年も研修を目的として、北海道運輸局(札幌市)へ1名、新得農協へ1名が外部組織へ出向しています。
二点目は、環境整備についてです。雪解け後に道路の補修や清掃、河川のゴミ拾いなど、公共施設周辺で環境整備が進められていると思いますが、ゴミのポイ捨てが目につきます。ポイ捨てを無くすにはどうすればよいのかを考えつつ、自身の周辺は清掃をしていこうと自分に言い聞かせています。
町民の皆さん、町内企業の皆さんの周辺環境整備につきまして、ご協力をお願いします。