改築工事:令和7年度
給食提供開始は令和8年4月(予定)
学校給食センターは、村内各小中学校と更別幼稚園へ毎日約310食分の給食を提供していますが、建築から半世紀近く経ち老朽化が著しいことなどから、更別小学校敷地内への移転改築に向け準備を進めています。
◆改築に至るまでの経過
現在の学校給食センターは、昭和54年11月に更別中央中学校へ接続する形で建築され、今年の11月で45年が経過します。
平成7年度に大規模改修を行いましたが、経年により修繕が頻繁に発生していることに加え、当時の構造上、現在の学校給食衛生基準に適合していない箇所が複数あり、毎年指導機関から指摘を受けている状況です。
基準を満たし、安全・安心な学校給食を提供するため、施設の改築について計画し、令和5年度に基本設計、今年度実施設計、令和7年度に改築工事を実施し、同年度末での完成を見込んでいます。
建設場所は、現施設が立地している中学校敷地内では用地を確保できないため、他の候補地について検討した結果、移転先を更別小学校敷地内とすることで準備を進めています。現在と同じく渡り廊下で校舎と接続することで、接続校へは配送車を使わず直接給食搬入が可能となり、業務の省力化とコスト低減を図ります。
新施設での給食提供開始は、令和8年4月からを予定しています。
◆建物概要
○構造・規模
鉄筋コンクリート造平屋建
(現施設の約1.6倍)
○省エネルギー化及びCO2発生量低減対策
・太陽光発電パネル(屋上部)
・高効率LED照明器具
・照明制御(自動点滅・調光)
・節水型衛生器具
・省エネルギー機器 等
○概算事業費
約10億円
(本体、厨房機器設備、受変電設備、電気設備、機械設備、校舎接続部改修、支障物解体、外構工事等)
問い合せ:教育委員会学校給食センター
【電話】52・2125
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