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◆花粉症と上手に付き合うには
まだまだ雪は残りますが、暦の上では春になる3月です。だんだんと暖かくなってきて過ごしやすくなる反面、花粉症で悩む方も多いのではないでしょうか。花粉症は日本で最も多いアレルギー疾患となっており、発症する方は増加し続けています。花粉症の不快な症状と上手に付き合い、穏やかな春を過ごしましょう。
1 防ぐ
まずは、花粉症の原因となる花粉を防ぐことが重要です。花粉を防ぐポイントは、「マスク」、「メガネ」、「服装」です。花粉症用マスクは、着用することで吸い込む花粉を約6分の1に減らすことができます。マスクの内側にガーゼを当てるインナーマスクを活用すると、さらに吸い込む花粉を減らすことができます。花粉症用メガネも吸い込む花粉を約4分の1に減らすことができます。コンタクトレンズを使用している方も多いと思いますが、アレルギー性結膜炎を発症する可能性もあるため、メガネに変えるとよいでしょう。また、服装で気をつけたいことは、花粉が付きやすいウール素材を避けることです。帽子や手袋で頭や顔、手を隠すことも花粉の付着を減らすことに効果的です。この他にも、家に入る前に衣服に付いた花粉を落とすこと、うがいや洗顔をし、顔や喉についた花粉を洗い流すことも大切です。落としきれなかった花粉は家の中に入り込み、残ってしまいます。こまめに掃除機をかけたり、床を雑巾がけしましょう。
2 避ける
花粉が多く飛んでいる日は、外出を避けたいものです。花粉が飛ぶ量は、日によって変わってきます。晴れていて気温が高い日や、空気が乾燥して風が強い日、雨上がりの翌日は特に花粉が多くなります。朝の情報番組やインターネットでその日の花粉情報を発信しているところもありますので、確認してみるとよいでしょう。
3 身体を強くする
花粉症の発症には、免疫機能が関係していると言われています。花粉症の発症や悪化を防ぐために、日頃から睡眠をしっかりととり、適度な運動をして規則正しい生活を過ごしましょう。風邪をひかない、たばこを吸わない、過度の飲酒を避けることは鼻やのどの粘膜を正常に保つために大切ですので、十分に気をつけましょう。
花粉症と上手に付き合い、健やかな春を過ごしましょう。
◆健康カレンダー 3月16~31日
・19(火) 乳幼児健診 13:00~15:00 保健センター
・25(月) 献血 12:30~16:30 月形町役場
・26(火) まんまるひろば 10:30~11:45 交流センター
◆町立病院外来診療 3月16日~4月15日
整形外科(午前):3月19日(火)、4月2日(火)
整形外科(午前・午後):3月27日(水)、4月3日(水)、10日(水)
眼科(午後):3月19日(火)、26日(火)、4月2日(火)、9日(火)
皮膚科(午後):4月5日(金)
終日休診:土曜日・日曜日・祝日
問合せ:
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