■社会教育の充実
5点目が「文化・芸術活動の推進」であります。
芸術文化は豊かな創造性を育み、人々の生活に潤いと活力をもたらします。
月形文化連盟や各サークルの活動を支援するとともに、連携して「町民文化祭」を開催します。令和5年度の文化祭でも新篠津中学校音楽部と月形中学校吹奏楽部との合同演奏をはじめ近郊市の芸能グループの参加により交流を図ることができました。更に充実した祭典となるよう文化連盟と検討し実施してまいります。
芸術鑑賞事業では、幼児、小学生、中高生、一般の部と各世代に応じた芸術の鑑賞や伝統文化に触れる機会を提供してまいります。また、バスツアーによる音楽コンサートやミュージカル鑑賞を企画します。
月形樺戸博物館の入館者はコロナ禍前の数字に戻りつつあります。北海道遺産「北海道の集治監」を構成する5監と連携した取組や道庁赤れんが庁舎のリニューアルに伴い設置される展示コーナーにも期待しながらPRを図ります。
また、日本遺産「炭鉄港」の構成遺産として教育旅行の活用も増加しています。博物館は観光施設としての要素も高いことから、関係課と連携しながらPR活動や集客に努めてまいります。
昨年開設した本田明二ギャラリーにより彫刻愛好家の方々の来館も拡がっています。令和6年度は開館前に展示品を入れ替えるなど魅力あるコーナーの展示を工夫します。
館内収蔵品の温・湿度の適正な管理や来館者が快適な環境で観覧できるよう冷暖房機を設置いたします。
■おわりに
以上、令和6年度の教育行政に臨む主要な施策の一端を申し上げました。
掲げた方針の進捗状況は、町の広報やホームページ「つきがたの教育・協育・共育」を通して教育関係の諸行事や諸活動をはじめ、子どもたちの学びや頑張る姿を随時お知らせしてまいります。
令和6年度も教育委員会・学校・関係機関が一層の連携を図り、本町の教育を推進してまいりますので、町議会ならびに町民の皆さんのご理解とご協力を心からお願い申し上げます。
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