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自治体の皆さまへ

「男女共同参画社会」を実現させましょう

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◆男女共同参画社会とは?
「男女共同参画って、なんだか難しそう…。」「自分には関係ないんじゃないかな?」と思っている人はいませんか?
特に「参画」という言葉は、あまり聞き慣れませんよね?これは、単に「参加」するということではなく、方針の立案や決定などの「意思決定への参加」ということを意味します。
男女共同参画社会とは、「男女がお互いを尊重し合い、職場、学校、家庭、地域などの社会のあらゆる分野で、性別にかかわらず個性と能力を十分に発揮し、喜びや責任を分かち合うことができる社会」と言うことができます。

◆こんな経験ありませんか?
「男性は仕事、女性は家庭」という価値観に縛られすぎていませんか?「男は強くなければ!」と悩みを誰にも言えずにひとりで抱え込んでいる人はいませんか?「女だから控え目にしなくては…。」と遠慮している人はいませんか?
もちろん、「男らしくなりたい!女らしくなりたい!」と思うことはあなたの自由です。しかし、無理に自分を「らしさ」の型にはめようと考えたり、それを他人に強要したり、されたりとなると、とても窮屈な気持ちがしてくるのではないでしょうか?
日常生活の中で、「男だから…、女だから…」と多くの「当たり前」と思われていることに疑問を感じたら、「男女共同参画」について少しだけ考えてみませんか?

◆こんな時、あなたならどう思いますか?
・女なんだからそこまで頑張って働かなくてもいいんじゃない?
・女の子でしょう?もう少しおとなしくできないの?
・男なんだから仕事を最優先させなくちゃ!家事や子育ては妻に全部任せておけばいいんだよ!
・男のくせに!もっとしっかりしてよ!
・男のくせにお酒も飲めないの?情けないな!

◆なぜ必要なの?男女共同参画社会基本法
日本の憲法には個人の尊重、男女の平等がうたわれています。しかし、実際にはまだ、大切な意思決「男女共同参画社会」を実現させましょう定の場に女性が加わっていなかったり、職場や家庭などさまざまな場で男性の方が優遇されていると感じたりすることが多いようです。
また、少子高齢化など私たちの生活をめぐる状況が変化していく中で、「男性は仕事、女性は家庭」といった性別による固定的な役割分担にとらわれずに、あらゆる分野でそれぞれの個性と能力を発揮できるような社会づくりが必要となっています。
男女共同参画社会基本法はこうした新しい社会をつくっていくための5本の柱(基本理念)を打ち立て、国や地方自治体、国民それぞれが果たさなくてはならない役割を定めています。

◆基本法5つの柱(基本理念)
(1)男女の人権の尊重
男女の個人としての尊重を重んじましょう。男女の差別をなくし、「男だから…」「女だから…」ではなく、ひとりの人間として能力を発揮できる機会を確保していきましょう
(2)社会における制度または慣行についての配慮
「男は仕事、女性は家庭」などの固定的な役割分担意識にとらわれず、男女がさまざまな活動ができるよう、社会の制度やあり方を考えていきましょう。
(3)政策などの立案および決定への共同参画
男女が、社会の対等なパートナーとして、いろいろな方針の決定に参画できるようにしましょう。物事を決める場に「参加」するだけではなく、決定に至るまでの過程に加わって「参画」しましょう。
(4)家庭生活における活動と他の活動の両立
男女は共に家族の構成員。お互いに協力し、社会支援も受け、家族としての役割を果たしながら、仕事をしたり、学習をしたり、地域活動をしたりできるようにして行きましょう。
(5)国際的協調
男女共同参画社会づくりのために、国際社会と共に歩むことも大切です。他の国々や国際機関とも相互に協力して取り組んでいきましょう。
日々の生活の中で、男女共同参画の視点を持って過ごすことは社会を豊かにするために重要なことです。ぜひ、ご自身の生活の中で、男女共同参画社会の推進に向けて、あらゆる場面で実践していきましょう。

問合せ先:
北海道環境生活部くらしの安全局道民生活課女性支援室男女平等参画グループ【電話】011・204・5217
企画振興課企画係【IP電話】53・2325【メール】kikaku@town.tsukigata.hokkaido.jp

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