いつまでも自分らしく、健康で過ごすために大切なことを考えます。
■第1回 楽しく過ごして健康に!
▽健康寿命って何だろう?
日常的に介護などを必要とせず、自立した生活を送れる期間のことを「健康寿命」といいます。この期間を延ばすことができれば、より長く、健やかで心豊かな生活を送ることにつながります。
・札幌市民の平均寿命(2019年)と健康寿命(2019年推定値)
出典:平均寿命は令和3年札幌市衛生年報、健康寿命は厚生労働科学研究「大都市の健康寿命(2010~2019年)」
■どうしたら健康寿命は「延びらさる」?
・日常を楽しみながら健康でいられたら良いよね!
・運動する時間はあまりとれないから、通勤中にできることをやってみようかな
心身に健康的な活動を、無理なく生活に取り入れることが大切。その結果、フレイル※や病気などの予防につながり、自然と健康な期間が延びているのが理想です。
※年齢を重ね心身に衰えが生じ始めた状態
▽活動の例
・運動
・バランスの良い食事
・人との交流
・学び
■プラス10分体を動かして健康へのリスクを軽減!
市内で運動習慣のある人の割合は、全体の約3割※。特に冬は夏よりも外に出る頻度が少なく、運動不足になりがちです。ちょっとした工夫で、日常生活に気軽に運動を取り入れてみませんか?
※「健康さっぽろ21(第二次)中間評価と今後の推進」より
▽プラス10分体を動かすと…
・死亡のリスクを2.8%減らせる
・生活習慣病発症を3.6%減らせる
・がん発症を3.2%減らせる など
出典:厚生労働省ホームページ「e-ヘルスネット」
▽外出時は
・一つ先のバス停や駅まで歩く
・駅や職場でできるだけ階段を使う
・気分転換したいときに歩く など
▽家の中では
・家事をして小まめに動く
・テレビを見ながら、スクワット など
→太ももやお尻の筋力をアップして転倒しにくい体を目指しましょう
1.腰の幅より少し広めに足を開き、つま先は外側に向ける。子の背もたれを両手でつかむ
2.背筋を伸ばしたまま、つま先と同じ方向に膝を曲げる。深呼吸をしながら曲げ伸ばし10回ほど行う
※安定した椅子を使い、転倒にご注意を
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