動物を身近に感じられるとともに、自然を守る大切さを学ぶことができる円山動物園。
そんな円山動物園で暮らす仲間たちをご紹介します。
■今回はマンドリル
暗い熱帯雨林で仲間を見分けるための赤い鼻、青い頰などの色鮮やかな顔が特徴です。日中は地上で過ごすことが多く、休む時は木に登ります。
分類:サル目オナガザル科
全長:雄80~90cm、雌55~65cm
体重:雄25~35kg、雌11~15kg
食性:果実、種子、木の葉、キノコ、昆虫など
生息地:アフリカの熱帯雨林など
▽長い犬歯!
5cmにもなる長い犬歯は、天敵を威嚇して身を守るために役立ちます。
▽大きな群れで行動!
野生では、1頭の雄と10頭ほどの雌が群れをつくって生活。さらに群れ同士が集まって250頭ほどの大きな群れで動きます。
▽餌をためる頰袋!
餌を大きな頰袋に詰め込んで、安全な木の上などで少しずつ食べます。
▽飼育担当 松本(まつもと)職員
マンドリルは雄と雌の体格差が大きい動物です。円山動物園で暮らす雄と雌の、2頭の違いや関係性に注目してみてください。
■コラム・動物と環境問題
マンドリルは、生息地である熱帯雨林の森林伐採や、食料としての乱獲などにより、生息数が減少し、絶滅危惧種に指定されています。生き物の種の保存のために、私たちは環境へ配慮した生活を心がけることが大切です。
開園時間:
・夏季(3~10月)9時30分~16時30分
・冬季(11~2月)9時30分~16時
休園日:
・第2、4水曜(祝日の場合は翌平日。8月のみ第1・4水曜)
・4、11月の第2水曜を含む週の月~金曜、12/29~31
所在地:中央区宮ケ丘3
入園料:800円。高校生は400円、中学生以下、市内在住の70歳以上、障害者手帳をお持ちの方は無料(証明書が必要)。年間パスポートは2,000円
交通機関:
・地下鉄 東西線円山公園駅から徒歩約15分
・バス 円山バスターミナルからジェイ・アール北海道バス[くらまる号]乗車、「円山動物園正門」下車ほか
駐車場:11/1~4/20は683台、4/21~10/31は959台。駐車料は普通車700円ほか
詳細:円山動物園
【電話】621-1426
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