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自治体の皆さまへ

考えよう! 守ろう! 生物多様性(2)

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北海道札幌市

■生物多様性を学びに行こう
札幌に生息する生き物や、自然環境を学べる多くの施設があります。ここでは、その一部を紹介!

▽豊平川さけ科学館
サケやサクラマスなどのサケの仲間を中心に、ザリガニやカエルなど、札幌にすむ水辺の生き物を調査し、飼育展示しています。札幌の在来・外来生物についても展示で詳しく学べます。

・有賀 望(あるがのぞみ)学芸員
豊平川が汚れ、遡上(そじょう)しなくなったサケを戻す活動から始まったこの施設。今は、自然産卵で生まれるサケを増やす活動もしています。まずは気軽にお越しいただき、札幌の水辺の生き物に興味を持って、札幌の生き物をどう守るべきか、一緒に考えてみてもらえるとうれしいです。

開館時間:9時15分~16時45分
休館日:月曜(祝・休日の場合は翌平日)、12/29~1/3
所在地:南区真駒内公園2
入館料:無料
アクセス:地下鉄南北線真駒内駅からじょうてつバス[南95~98]、[環96]乗車、「真駒内競技場前」下車徒歩4分ほか
詳細:【電話】582-7555

▽博物館活動センター
サッポロカイギュウの化石をはじめ、札幌で見られる植物や昆虫の標本、絶滅の危険がある植物の紹介パネルなどを展示。生き物たちが生息する札幌の大地がどのようにつくられてきたのかも学べます。

・山崎真実(やまざきまみ)学芸員
札幌市のシンボルの花「スズラン」は、今や市内の数カ所にしか生育していないことを知っていましたか? まずは知っている生き物から調べてみると、生態やなぜ危険な状況にあるかを知ることができて、私たちはどうすべきか考えるきっかけになります。身近な生き物のことを調べに、ぜひセンターに来てみてください。

開館時間:10~17時
休館日:日・月曜、祝・休日、12/29~1/3
所在地:豊平区平岸5の15
入館料:無料
アクセス:地下鉄南北線澄川駅から徒歩10分ほか
詳細:【電話】374-5002

▽北方自然教育園
札幌にすむ水辺の生き物などを観察できるほか、学習館では北海道に生育する花や世界各地の昆虫などの標本も多数展示。札幌の在来・外来生物を学べるクイズもあります。

開園時間:学習館は9~17時ほか
休園日:月曜(祝・休日の場合は翌平日)、12/29~1/3ほか
所在地:南区白川1814
入園料:学習館は100円。中学生以下無料
アクセス:地下鉄南北線真駒内駅から車で約20分ほか
詳細:【電話】596-3567

▽円山動物園
ニホンザリガニやオオワシといった絶滅の危険がある動物の展示や保全活動を行っています。さまざまな動物の生態だけでなく、動物を取り巻く環境問題なども学べます。

開園時間:9時30分~16時30分(11~2月は16時まで)
休園日:第2・4水曜(祝日の場合は翌平日、8月のみ第1・4水曜)、12/29~31ほか
所在地:中央区宮ケ丘3
入園料:800円。高校生は400円、中学生以下、市内在住の70歳以上、障害者手帳をお持ちの方は無料(証明書が必要)。年間パスポートは2,000円
アクセス:円山バスターミナルからジェイ・アール北海道バス[くらまる号]乗車、「円山動物園正門」下車ほか
詳細:【電話】621-1426

▽水道記念館
海の水が蒸発して雲になり、雨水として川に流れ、浄水場を通って水道水として家庭に届くまでの道のりを知ることができます。水源の一つである豊平川に生息する生き物などについて学べる企画も定期的に行っています。

開館時間:9時30分~16時30分
休館日:月曜(祝・休日の場合は翌平日)、冬期間(本年度は11/15(金)まで開館)
所在地:中央区伏見4
入館料:無料
アクセス:市電「ロープウェイ入口」停留場下車徒歩15分ほか
詳細:【電話】561-8928

■「生物多様性さっぽろビジョン」が新しくなりました
生物多様性を守るための2050年までの目標や、目標の達成に向けて行政や事業者、市民の皆さんなどで協力して取り組んでいくことなどをまとめています。
配布場所:ホームページ、市役所12階環境共生担当課など
・生物多様性をみんなで守るんだッコー!

■札幌の生き物を探して報告しよう!
さっぽろ生き物さがし2024
市内の森林や草地、水辺などで生き物を見つけて報告していただく調査を毎年行っています。調査結果は、札幌の自然環境の変化の把握などに活用しています。

▽報告までの流れ
(1)5/7(火)からホームページや区役所などで配布する申込書か、郵便、ファクス、Eメールで団体名、代表者の氏名・住所・連絡先、参加人数、さっぽろ生き物ミニ図鑑の希望数を記入し、5/10(金)から随時送付
(2)報告用の書類などが代表者に送られてくる
(3)9/30(月)までに生き物を探し、5/18(土)~10/7(月)(必着)に報告

調査対象:鳥のカラ類、チョウ、マルハナバチ、トンボ、クワガタ、木の実

申込先・詳細:同事務局(〒004-0051 厚別区厚別中央1の7)
【電話】892-5306【FAX】892-5318【メール】sapporo-ikimono@cho.co.jp

一人一人の小さな行動が、生物多様性を守るための大きな力になります。札幌にすむ生き物や自然がこれからも豊かであり続けられるように、自分にできることを見つけて取り組んでみませんか。

詳細:環境共生担当課
【電話】211-2879

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

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