【地域で活動したい!】
「困っている人のお手伝いをしたい」「地域の役に立つ活動をしたい」などの地域のために活動したいあなたを後押しします。
■自分にできることを地域の力に『ボランティア活動センター』
ボランティア活動の拠点として、活動をしたい方の相談を受け、希望に合った活動を紹介しています。ボランティアに役立つ知識を得るための研修なども行っています。
▽ボランティアの一部を紹介
・介護保険施設などで活躍する介護サポーター
要介護1~5の認定を受けていない65歳以上の方が登録をして、市内の施設で入所者、利用者への飲み物の提供や散歩の付き添いなどを行います。自分の健康を維持しながら、地域を支えることができます。
▽介護サポーターに聞きました
・利用者さんの声が励みに
小石(こいし)さん
知人の紹介で、10年くらい前から活動しています。施設の利用者さんが「待っていたよ」「ありがとう」などと言ってくれるのがうれしいですね。自分も楽しみながら、元気なうちは活動を続けていきたいなと思っています。
・活動を通して生活に張り合いが
輪島(わじま)さん
町内会の回覧板で介護サポーターを知り、7年ほど前に活動を始めました。自宅に近くて通いやすい施設で、週2回の活動を無理なく続けられています。自分の生活に張り合いも生まれるので、おすすめですよ。
▽活動を始めるには
定期的に開催している登録説明会に参加することで、介護サポーターとして活動を始められます。登録説明会の詳細は本紙17 ページでご確認ください
※その他のボランティアは、ホームページやボランティア活動センターでご確認を
▽ボランティア活動センター
所在地:中央区大通西19 社会福祉総合センター内
開館時間:月~金曜8時45分~17時15分
休館日:土・日曜、祝・休日、12/29~1/3
アクセス:地下鉄東西線西18丁目駅から徒歩3分ほか
詳細:【電話】623-4000
■美しい景観を守るお手伝い『さっぽろ花と緑のネットワーク』
札幌の街を彩る花や樹木などを育てるボランティア活動の紹介や、園芸の知識と技術を高めるための講習などを行っています。「さっぽろタウンガーデナー」の登録者向けに、仲間づくりの機会になる交流会なども開催しています。
▽花壇管理のボランティアに聞きました
・趣味の延長で楽しく活動
今井(いまい)さん
仕事を退職してから何か始めたいと思い、もともと好きだったお花の手入れのボランティアを始めました。体を動かすので健康に良いし、同じくガーデニングが趣味の仲間もできて、自分の居場所づくりにもつながっていますよ。
▽登録者には「はなみど割」の特典も
対象店舗で花の苗や資材などを購入する際に、割引を受けられます。対象店舗はホームページなどでご確認を
▽さっぽろタウンガーデナーに登録するには
対象・費用:18歳以上の方。無料
申込:ホームページで配布中の登録申請書を、郵送、ファクス、メールで随時さっぽろ花と緑のネットワーク事務局へ。申請書のダウンロードができない方は、同事務局へご相談を
〒060-0031 中央区北1東1 ニューワンビル内
【FAX】211-2577【メール】flowers@sapporo-park.or.jp
詳細:同事務局
【電話】251-3309
■若者が地域での活動の担い手に『NPO法人ezorock(エゾロック)』
若者の発想と力で地域課題に向き合うとともに、自らの人生を切り開くきっかけとなることを目的に、市内をはじめ、道内各地で活動。イベントでのごみ分別の啓発や未利用材を活用した薪(まき)の生産・販売、シェアサイクルの現場運営や地域の魅力発信など、環境やまちづくりに関わるさまざまな活動で、多くの若者が活躍しています。
▽活動する学生に聞きました
・いろいろなチャレンジができる
橋本(はしもと)さん(東海大学札幌キャンパス1年)
小学生の頃に参加したイベントで出会ったezorockの学生ボランティアの姿が頭から離れず、活動を始めました。子ども向けの自然体験イベントなどに関わっていて、喜んでもらうために自分たちに何ができるかを、考えて挑戦できるところが活動の魅力です。
・自分自身の成長を実感
渡辺(わたなべ)さん(藤女子大学4年)
「南区芸術祭2022」でのボランティア活動でいろいろな価値観を持つ人との出会いを新鮮に感じ、活動を始めました。果樹園のお手伝いなど、学校では学べない貴重な経験が自分自身の成長にもつながっていると実感しています。
▽活動を始めるには
まずは、団体説明会にご参加ください。
詳細はホームページからご確認を
学びや仕事、地域での活動による人との交流は、生涯を健康に過ごすことにもつながります。この機会に、あなたの「したい」を行動に移してみませんか。
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