厚別区は、地下鉄やJR、バスなど、たくさんの公共交通機関やその駅などが区内各所に整備されており、市内だけでなく、市外にも繋がる交通の要衝(ようしょう)となっています。今月はそんな厚別区の公共交通機関について紹介します!
■JR
厚別区には千歳線「新札幌駅」「上野幌駅」と函館本線「厚別駅」「森林公園駅」の4つの駅があります。
▽北海道初の高架駅「新札幌駅」
新札幌駅は特急を含めた全ての旅客列車が停車する駅で、1日310本の列車が停車します。また、北海道内のJR駅で3番目に乗降者数が多い駅です。※令和4年度統計による利用者数
実は北海道内で初めてできた高架駅でもあり、札幌の東の玄関口として重要な役割を果たしています。
▽厚別の交通を支え続けるJR
今年で厚別駅は130周年、森林公園駅は40周年を迎えます。その他、新札幌駅も昨年で50周年を迎えるなど、厚別区が誕生する前から、厚別の発展とともに周辺の交通を支え続けています。
■バス
厚別区には、「大谷地」「新札幌」「もみじ台」の3箇所に、バスターミナルがあります。
▽野球観戦もラクラク♪
2023年に開業したエスコンフィールドHOKKAIDO(ホッカイドウ)への直通シャトルバスが新札幌駅から発着しています。札幌市内から直通で行ける唯一の公共交通手段のため、市内外の多くの方が利用しています。
▽市内・市外への交通の結節(けっせつ)点
大谷地バスターミナルは、新千歳空港への連絡バスや都市間バスの発着地になっており、旅行や帰省など長距離移動をする際の重要な拠点となっています。
大谷地から各都市へのバスがこんなに!
■地下鉄
厚別区には「新さっぽろ駅」「ひばりが丘駅」「大谷地駅」の3つの地下鉄駅があります。
▽実はスゴイ!「新さっぽろ駅」
「新さっぽろ駅」は「大通駅」「さっぽろ駅」を除いた全地下鉄駅の中で、1番利用者数が多い駅だってこと、知っていましたか?
一日の平均利用者数は21,653人で、多いときは約25,000人も利用する、まさに副都心にふさわしい地下鉄駅なんです。
※令和5年度統計による利用者数
▽厚別には巨大な車両基地が…!
大谷地には、地下1階地上2階建ての札幌市営地下鉄東西線の車両基地があります。東西線全車両の整備・点検を行っている他、朝夕のラッシュ時の本数調整を行うなど、東西線の運行を陰で支える役割を果たしています。
▽自動運転でハイテクな地下鉄!
ひばりが丘駅には東西線の地下鉄運転手が乗り降りする専用ホームがあります。そこから車両基地までは無人の自動運転で回送されるようになっています。
▽隠れた撮影スポット!?
ひばりが丘駅から車両基地までの間には、東西線で唯一地上を走行する区間があります。
運が良ければ見られるかも!?
■公共交通をもっと便利に!
▽札幌周辺公共交通案内 さっぽろえきバスnavi
「さっぽろえきバスナビ」は、市内の主な公共交通機関(地下鉄、バス、市電、JR)の時刻表、運賃、乗継経路の他、バスの現在位置などが検索できる便利なサービスです。ぜひご利用ください!
・Webサイト(パソコン、スマートフォンなど)
「えきバスナビ」で検索
アプリもあります!(Android版、iOS版)
・えきバステル(札幌市コールセンター)
えきバスナビの検索結果を電話でお答えします。
【電話】011-222-4894 8時~21時 年中無休
▽JR北海道 ホームページがわかりやすく便利になりました!
・発車時刻表形式で「各駅運行情報」が確認できます
・「列車走行位置」がわかります
・5分以上遅延時に「遅延証明書」が出力できます
・よく使う駅を「マイページ登録」でさらに便利!
リニューアルしたホームページをぜひご活用ください!
<この記事についてアンケートにご協力ください。>