毎日の健康を維持するために、欠かせないのが食生活。今月は、地域で活動する食のボランティア「食改(しょっかい)さん」と一緒に、食生活で気を付けたいポイントを学びます。
~食改さんとは?~
食生活改善推進員(通称:食改さん)は地域で食育を広めるボランティアです。豊平区内では現在約120人の方が活動中。料理教室の開催やパネル展の実施など、各地区で活躍しています。
・私たちと学びましょう!
豊平区食生活改善推進員協議会
丹保知瑳子(たんぼちさこ)会長、大谷修(おおたにおさむ)さん
健康的な食生活のために気を付けたいことはずばり、
・野菜を食べること
・朝食を食べること
・減塩
の3つです。今回は令和4年札幌市健康・栄養調査の結果を元に、札幌市民の食生活の特徴と併せて、押さえておきたいポイントを紹介します。
調査の詳細は本紙掲載の二次元コード参照
市民(成人)が1日に食べている野菜の量は平均284gで、成人の1日当たりの野菜摂取目標量の350gまで約70gが不足しています。また、年代別に見ると、40歳代の摂取量が特に少なくなっています。
・野菜70g追加しましょう
※野菜70gは小鉢約1個分
朝食に関する調査では、15歳以上の平均で毎日は食べないという人が18%いました。
中でも30歳代が41.5%と多く、若い世代や働く世代に朝食の欠食が多い傾向があります。
・朝食を食べると…体温が上がり、体が目覚める
市民(成人)の1日の塩分摂取量の平均は9.5gで、男女ともに取りすぎの傾向があります。一番塩分摂取量が多いのは70代で、10.1gです。
・成人の塩分摂取目安
男性7.5g/日
女性6.5g/日
・「かける」よりも…「つける」で減塩
手のひらで野菜の摂取レベルを推定できる「べジチェック(R)」を区役所3階に設置しています。自分は野菜を食べているから大丈夫、という方も、どのくらい食べているか知りたい方も、ぜひチェックしてみましょう。
※イベント時などは、区役所に無い場合があります。
※「べジチェック(R)」はカゴメ(株)の登録商標です。
問合せ:健康・こども課健やか推進係
【電話】822-2472
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