◆~熱中症ゼロへ~地球温暖化対策 vol.3
▽自宅でできる熱中症対策
北海道でも熱中症にかかる人が増えています。熱中症は最悪の場合、死に至る健康被害ですが、その多くが自宅で起きていることを知っていますか。
自宅での熱中症対策で暑い夏を乗り切りましょう!
○[ポイント1北海道で熱中症が増加。住居での発生が最多
・地球温暖化に伴って気温が上昇し、世界でこれまで以上の対策をしなければ、21世紀末までにさらに4~5℃程度上昇すると予測されています。
・令和5年夏の北海道の平均気温は、統計開始以降、過去最高となり、北海道の熱中症搬送者数は3,265人と過去の記録を大きく更新しました。
・熱中症搬送の最大の発生場所は住居です。令和5年5月から9月までの搬送のうち、全国で約40%、道内では約51%が住居で発生しています。
○[ポイント2]日射しが部屋に入ると室温が上昇
・窓が大きい住宅では日射しがたくさん部屋に入り、より室温が上昇します。また、北海道の住宅では、断熱性能が高いことで、温まった室温がなかなか下がらないことがあります。
〈基本的な対策 部屋に温湿度計を置いてこまめに確認〉
・部屋に温湿度計を置いて、こまめに室温や湿度を確認しましょう。温湿度計は、テレビなどの熱を発する家電の周辺やエアコンの風が当たる場所は避けて置きましょう。
・同じ温度でも、湿度が高いと熱中症のリスクは高まります。湿度の値にも注意しましょう。
○[ひと工夫1]暑さを避ける
・部屋の温度を確認する(28℃を超えたら要注意)
・換気をして室内にこもった熱を外に出す
・扇風機やエアコンで室温をこまめに調整する
○[ひと工夫2]こまめに水分をとる
・水や麦茶(利尿作用のない飲み物)を飲む
・汗をたくさんかいたときは、塩あめなどで塩分をとる
※持病がある人は、水分や塩分の摂取量について、かかりつけ医の指示を守りましょう。
熱中症は予防が大事です!
【問い合わせ】環境政策課ゼロカーボン推進グループ
【電話】76-7065
◆プラスチック類適正な分別を
プラスチック類のごみは、プラスチックの資源袋(青色の指定袋)に入れて出すことになっています。
回収したプラスチック類のごみ(プラごみ)は「容器包装リサイクル法」の品質基準に基づき、中に異物等が混入していないか確認し、必要に応じて再分別を行っています。
異物を取り除いたプラごみは、圧縮梱包して国指定のリサイクル事業者へ搬出します。
搬出したプラごみは、リサイクルの品質を維持するため、年に一回、指定機関による抜き打ち検査が行われます。
プラごみに混入することが絶対に認められないもの、その他の異物などの混入状況、さらに汚れ具合なども厳しく検査されます。
質が悪いと見なされれば、プラごみをリサイクル事業者に引き取ってもらえなくなり、リサイクルができなくなる恐れがあります。
リサイクルを推進するためにも町民皆さんの、さらなる適正分別のご協力をお願いします。
▽[ダメ]「プラごみ袋」には絶対入れないでください
使い捨てライター、電池、カセットコンロのガス缶、注射針、ガラスなどの分別時に危険が伴うものは青色の指定袋には絶対入れないでください。
また、汚れたプラごみの混入も検査不合格の要因になりますので、軽く水洗いや布などで汚れを落としてからごみ出ししていただくようご協力をお願いします。
(詳しくは2024年4月版「家庭ごみ・資源物の分け方・出し方」の8ページ参照)
□プラごみに絶対入れてはいけないもの(禁忌(きんき)品)
爆発・事故の危険
・ガス缶
・使い捨てライター
発火の危険
・電池
ケガの危険
・ガラス
感染の危険
・注射針
プラマークや容器包装類、発泡スチロール等以外は入れてはいけません
[ポイント!]
(1)回収したプラごみは必要に応じて再分別しています。
※禁忌品や汚れたごみの除去作業
(2)プラごみをすべて圧縮梱包しリサイクル事業者へ
(3)リサイクル事業者へ搬出したプラごみは、年に一回、指定機関による抜き打ち検査を受け、合格できなければリサイクルができなくなってしまう恐れがあります。
問い合わせ:環境政策課環境政策グループ
【電話】73-7511
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