令和6年度教育行政執行方針(1)

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資源を生かし、未来につながるまちの姿について発想を積み上げ、教育行政を進めてまいります
教育長　毛利繁和

I.はじめに
令和6年第1回森町議会3月会議にあたり、森町教育委員会所管行政の執行に関する主要な方針を申し上げます。
減少を続ける人口、現実化し始めたSociety5.0(※)、グローバル社会の複雑化などにより、人々の価値観や生活様式、仕事のあり方が大きく変化しています。社会の変化と教育のあり方は密接に関わっており、変化の激しい時代において、人々が希望をもち、様々な課題を乗り越えていくためには、互いの発想や新たな発想を受け入れ、そこから進展させる力が必要です。
一人一人がこれからの時代を豊かに生き抜いていけるよう、多様な人たちとつながり合い、学び合いながら、豊かな心と潤いのあるまちづくりを目指すことが重要です。
森町教育委員会は、生涯を通じて学び続ける環境を整え、町民一人一人が、幅広い知識と教養の修得等を通して人格を形成し、社会の担い手として活躍できるよう、教育・人づくりに取り組みます。
※サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)〔内閣府〕

II.幼児教育・学校教育推進の基本姿勢
教育の目的は一人一人の人格の完成及び平和で民主的な社会の形成者として必要な資質を育むことにあります。
グローバル化や情報化の進展のなか、大きく変化し続けるこれからの社会を心豊かにたくましく生き抜く力の育成が必要です。また、価値の多様化に伴い互いを尊重しながら協働することが重要です。このことを踏まえて幼児教育・学校教育を進めてまいります。