■ICTを活用した地域連携システムの構築について 地域一体で暮らしを支えるために
町では、ICTを活用した地域連携システムの構築についてを演題に、医療・介護従事者を対象とした講演会を開催しました。
講演会には、厚生労働省「健康・医療・介護情報利活用検討会」の構成員を担う社会医療法人高橋病院理事長・高橋肇氏を講師に招き、情報共有のあり方と南渡島圏域における新たな医療・介護連携について講話されました。高橋氏は「情報の中心は、対象者の価値観や生きがいなど本人の想いをどう共有し繋げていくか。その情報の安全を保つことが情報共有の第一歩」と話され、知見を広げた参加者から大きな拍手が送られました。
■大学連携による若者定着促進事業・北海道教育大学函館校 地域の仕事の魅力を伝えたい
町では、若者の定着・定住を推進し協定を結ぶ大学(東京武蔵野美術大学・北海道教育大学函館校)と連携したインターンシップ受入事業を実施しております。8月19日には北海道教育大学函館校の学生5名が来町し、「仕事の魅力発見」をテーマに町内企業2社の協力を得て、12日間の町内活動と職業体験を実施。8月30日には、活動に協力された企業と行政職員を対象に実習報告会が開催され、森町を拠点に起業し奮闘する企業人の想いが学生の「気づき」となり、若者の定着と仕事の魅力向上・発信に対する学生視点のアイデアが提言されました。
■鷲ノ木遺跡見学会 遺跡を見て学ぶ、過去の交流
町教育委員会では、北海道・北東北の縄文遺跡群の関連資産「鷲ノ木遺跡」見学会を開催しています。約4000年前の環状列石(ストーンサークル)を間近に見て町の史跡を知る機会を提供し、学芸員が解説しながら史跡内を見学します。8月10日には北海道外からも参加者が訪れ、「津軽海峡を渡り食と文化の交流が行われていたことに驚きました」と縄文時代の人々の暮らしに夢を膨らませました。
なお、見学会は10月5日・12日各土曜日に予定されているほか、「縄文のもり」学習会も予定されておりますので、詳細は本紙18ページをご覧ください。
■2024森町×玉川大学交流プロジェクト 森町を知り森っ子と汗を流した玉川大学
町教育委員会では、8月17日から18日にかけて、玉川大学リベラルアーツ学部学生15名による「2024森町×玉川大学交流プロジェクト」を森町公民館で開催しました。
17日は、森町女性団体協議会(小杉久美子会長)会員と、いかめしやカボチャ団子等の調理・食を通じた交流が行われ、郷土料理が学生らの緊張を解きほぐしました。また、「木を使って遊ぼう!」をテーマに“巨大すごろく・コースター作り・借り物競争”が開催され、夏休みで元気いっぱいの森っ子(延べ15名)が大学生と汗を流し、笑顔あふれる体験交流を満喫しました。
■令和6年度もりまち消防ふれあい広場 見て、触れて、体験する防火・防災
森町消防本部では、住民の皆さんに防火や防災、消防行政への理解を深めてもらおうと、9月8日に森町消防本部で「令和6年度もりまち消防ふれあい広場」を開催しました。
会場には老若男女問わず来場する姿が多く見られ、消火器使用体験や煙体験のほか、消防・救急車両展示や実際の災害を想定した訓練披露、森町防災士ネットワークによる非常用持出品の展示を見学しました。ドクターヘリが到着すると、署員の誘導のもと来場者はヘリを囲み、乗務員の紹介や説明に耳を傾け、記念撮影を楽しむなど、見て、触れて、防火・防災について学びました。
■マツカワガレイ放流事業 小さな命と触れ合う
砂原漁業協同組合地域振興専門部会では、地元の子どもたちが水産業への関心を深める機会にと、9月9日にさわら小学校6年生(22名)を対象としてマツカワガレイの稚魚の放流体験を行いました。
はじめに同漁協職員から、マツカワガレイの名前の由来や生態について説明を受け、その後児童たちは2隻の漁船に分乗して沖合に出港。バケツの中で泳ぐ稚魚の姿を初めて見た児童たちは「小さくてかわいい」「動いてる!」と興奮しながらも、「大きくなあれ」と声を掛けながら約2,000匹の稚魚を順番に放流しました。
■第5回森ロータリークラブ杯U-12サッカー大会 約束に応えたゴール
森ロータリークラブが主催する第5回森ロータリークラブ杯U-12サッカー大会が9月8日にサンビレッジ森芝グラウンドで開催され、渡島・檜山管内の8チームが熱戦を繰り広げました。
開会式では、同クラブ・嶋﨑修一会長が「クラブ活動を通じて友だちを作り、和気あいあいとプレーしていただければと思います」とあいさつし、鷲ノ木サッカー少年団・川村崚翔主将が「仲間を大切にし、応援してくれる皆に感謝し、笑顔でサッカーを楽しみます」と選手宣誓。出場した選手たちは保護者の声援を背に精一杯ボールを追いかけ汗を流しました。
■第43回森町夏休み子ども工作展表彰式 アイデアを形にした夏休み
町立3小学校の夏休み工作展(106作品)の中から最優秀賞、優秀賞に輝いた栄誉をたたえ、9月11日に森町砂原公民館で表彰式が開催されました。高学年の部で最優秀賞に輝いたのは岩本花希さん(鷲ノ木小・6年)の作品~AEDについて学ぼう~。施設に設置されるAEDに関心を持ち「AEDマップを参考に両親と町内施設・店舗を巡り、新しく設置された施設を追加するマップ作りが大変でしたが嬉しいです」と受賞の喜びを話されました。なお、低・中学年の部の最優秀賞は次のとおりです(敬称略)
一覧については本紙をご参照ください
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