《教育》
ふるさとに誇りを持つたくましい子どもを育むため、こども園・小学校・中学校・標津高校が繋がり、連携した一貫性のある教育を系統的に実践してまいります。また、ICT機器活用の一層の充実を図り、個別最適な学びの支援に努めてまいります。
教育施設の整備では、クールシェアが可能な身近な場所として、生涯学習センターあすぱる、および図書館としょぱるの全面空調整備を進めてまいりますほか、児童・生徒の熱中症対策のため、町内のこども園、小学校、中学校の空調についても導入を進めてまいります。
令和6年4月から給食費の無償化を実施いたします。すでに実施をしているこども園に加え、小・中・高校も給食費の無償化を実施することで、保護者負担の軽減と子育て支援の充実を図ってまいります。
標津高校は、引き続き地元生徒が「行きたくなる」保護者から「行かせたい」と言われる魅力ある高校づくりのための支援を行い、地元進学率の向上に努めてまいります。
また、標津高校の維持・魅力化を図るため、全国から意欲のある生徒を募集する「地域みらい留学」を活用し、令和7年度からの全国募集に向けた準備を進めてまいります。
《防災・減災・交通安全》
近年、全国で頻発する豪雨災害や、千島海溝で発生の確率が高まっている巨大地震や津波への備えを町民一人一人が正しく理解し災害時の行動が正しく取れるよう、日頃からハザードマップなどを見て家族で避難場所や避難路を話しあっておくことが大切です。
現在の防災行政無線は、平成24年から運用し11年が経過しているため、屋外の親機や中継局、屋外スピーカーなど導入機器の性能を検証し、2カ年による更新を行ってまいります。
また、この工事に併せて、災害時には必要な情報を確実に得ることが重要になることから、防災行政無線による情報発信時に、音声情報を同時に文字情報にして誰でもスマホやWeb上で見ることができるシステムを導入し、情報伝達手段の多重化を進めます。
標津川の標津地区水害対応タイムラインが町内会や関係機関との連携のもと、令和5年度に関係機関による協定に至ったところですが、今後は地区単位のコミュニティタイムラインを作成してまいります。暴風雪災害に対応するタイムラインにも着手してまいります。
災害、防犯や交通安全に対する知識を子どものころから身につけることが重要となることから、どこに居ても自らの命を守る行動が取れるよう、防災などの教育や啓発活動に努めてまいります。
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