学校の取組

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■虹別中学校
本校では「コミュニケーション能力の高い生徒」の育成を目指して、日々の教育活動を行っています。より具体的には「(1)自分の思いや考えを、相手にわかりやすく伝えることができる生徒」「(2)自分で考え、判断し、他者と関わりながら、積極的に行動する生徒」「(3)自分に自信をもち、他者と積極的に関わる生徒」を目指しています。
虹別中学校全校生徒28人は、日々の学習、さまざまな学校行事をはじめ、部活動や地域の皆さんとの関わりを通し、コミュニケーション能力を育みながら大きく成長しています。
また、本校では、自然や地域の人材を活用した特色ある教育活動を行っています。感染症による制限もなくなり、子どもたちは、より充実した学校生活を送っています。
今回は、その中の2つの行事についてご紹介します。

◇植樹祭
5月21日「第30回シマフクロウの森づくり百年事業植樹祭」に参加しました。今年度は、事前に苗木作りにも取り組み、植えるところまでの参加となりました。
当日は、30回目にして初めてという雨天での開催となり、生徒はカッパなどを着ての作業となりました。各班ごとに土を掘って苗を植え、泥だらけになりながら黙々と作業をした結果、予定よりかなり早く終えることができました。
生徒一人ひとりの中にも、「豊かな自然をこれからも守っていこう」という心が育まれた植樹祭となりました。

◇水生生物調査
7月19日、総合的な学習の一環で、釧路川の水生生物調査に参加しました。5つのグループに分かれて、それぞれ担当の講師の先生に教わりながら、川の状態・水質・生物・魚類などを調べていきました。直接川の中へ入って、自分の五感で調べるものから特殊な道具を使って調べるものまで、初めて経験する調査ばかりで、生徒たちは大興奮でした。楽しみながら調べたことを講師の方々がまとめてくださり、釧路川が「きれいな川」であることが実感できました。
その後は、植樹活動や川と森の講話などを含め、総合的な学習の中で、環境に関する学習としてレポートや新聞にまとめ、学校祭で展示しました。
また、虹別中学校では、全ての教育活動を生徒の主体性を大切にしながら進めております。体育祭練習や文化祭のダンス・リコーダー演奏も、生徒会や委員会、各学級のリーダーが中心となって練習を計画し、協力して課題を克服しています。
すばらしい大自然に囲まれた虹別中学校の生徒たちは、これからも生き生きと学校生活を送り、たくましく成長していきます。