■標茶中学校
標茶中学校は全校生徒159人、教職員25人の体制で、「互いのよさを生かし、主体的に変化に対応しようとする生徒の育成」を目指し、教育活動を推進しています。4月には新校舎の体育館になって初めての新入生を迎えるなど、整った環境の中で日々の教育活動を推進しています。
◇行事への取り組み
本校の2つの大きな行事である「体育祭」と「文化祭」では、生徒同士の「つながる」意識や態度を育成しています。体育祭では全校生徒を縦割りで「赤団」「青団」「黄団」の3つのグループに分け、それぞれのグループの3年生がリーダーの役割を果たし、練習をはじめ、当日の動きや競技進行の指示など、他学年との交流に重点をおいた「縦」のつながりを意識した取り組みをしています。 また文化祭では、学年内の交流に重点をおいた「横」のつながりが感じられる取り組みやプログラムを実施しています。昨年度からはクラス合唱に加え、今の時代の多様な自己表現に対応するために、学年での「パフォーマンス」発表を設定しました。演劇やダンス、映像表現(構成→撮影→編集までの一切)、オリジナルの脚本による寸劇など、アイデアや趣向を凝らした取り組みをしています。また、コロナ禍で中止していた全校合唱も復活し、全校生徒の心をひとつにした歌声を、来校した保護者や地域の方に届けることができました。
◇地域との連携を図った教育の推進
学校では地域との連携を図りながら、さまざまな教育活動を推進しています。
[本の読み聞かせ]
読書活動の推進を図るため、毎月2回ほどのペースで、標茶町図書館でボランティア活動をしている方に来校していただき、お昼の放送を利用して、本の読み聞かせを行っています。優しい語り口で、旬な話題や出来事を交えながら、多彩なジャンルの中から選んでいただいた本を朗読していただくなど、生徒の読書への関心を高めています。
[職場体験学習]
2年生では「職場体験学習」が行われます。実際の就職をイメージするために、生徒は自己紹介カード(エントリーシート的なもの)を作成し、各事業所には求人票を作成していただき、それぞれの希望をマッチングさせながら体験する事業所を絞り込んでいきました。11月に行われた職場体験学習では町内30カ所の事業所に協力をいただき、貴重な体験をすることができました。
この他にも弟子屈警察署からの「薬物乱用防止教室」、標茶消防署からの「救急救命講習」など、生徒の日常生活にかかわる安心・安全につながる教育活動でもお世話になっています。
標茶中学校のホームページでは、学校での出来事や連絡などを適時更新していますので、お時間がある時で構いませんので、ご覧いただければ幸いです。
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