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【健康】のばそう!健康寿命その2 ~重症化を防ぎましょう〜

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北海道標茶町

こんにちは保健師です

令和5年度の国保データベースシステムから本町の75歳以上の健診データをみると、男女ともにBMI(25以上が肥満)が高い方の割合が国や道の25%前後に対し35%と明らかに高く、74歳以下ではメタボリックシンドローム予備軍の多さが目立ちます。加齢とともに体重減少やフレイルが問題となる場合も多いですが、一方の内臓脂肪の蓄積は大きな課題です。
内臓脂肪の蓄積は血管への負荷をかけて動脈硬化を助長し、心臓病や脳卒中などの生活習慣病を引き起こす原因となります。本町の要介護者や死亡の原因は心臓病といった循環器疾患が多く、医療費も生活習慣病が半数を占めます。これは内臓脂肪の蓄積や血圧・血糖高めといった小さなからだの異常が重症化し、生活習慣病を経て要介護状態や死亡につながっている様子です。
食生活の見直しや日々の中での運動機会の確保、また今ある異常は悪化させないようからだの重症化予防に取り組みましょう。目の前の一口を控えめにする、階段を積極的に利用する、処方された薬を飲み忘れないといった日々のちょっとした行動が積み重なって健康維持につながります。身近なところから健康を意識することが、将来的な生活習慣病の予防や医療費の削減、さらには生活の質の向上につながるでしょう。



問合せ:ふれあい交流センター健康推進係
【電話】485-1000

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