森林環境税は、私たちがこれからも森林の多くのはたらきを発揮させ、住みやすい環境を維持していくため、国民1人ひとりが必要な費用を分かち合い、健全な森林を育てることを目的としており、本年6月から森林整備やその促進に充てるため、年間1,000円が個人住民税とあわせて徴収されます。
■私たちの暮らしを支える森林の働き
▽温室効果ガスの削減
木々は地球温暖化の原因となる温室効果ガス(二酸化炭素)を吸収します。
▽自然災害の防止
木々が根を張ることで土砂崩れを防ぎます。また、下草や落葉・枝などが表土の流出を抑えます。
▽水資源の貯蓄・浄水
洪水時や無降雨時の川の流れを調節したり、土に染み込んだ雨水を浄化します。
■具体的な活用先
▽森林整備
森林の働きを最大限に発揮させるために、植樹や間伐など森林整備を行います。
▽人材育成
森林整備の知識や技術を普及させることで森林整備の担い手を育成します。
▽木材の利用・普及啓発
山間部と都市部が連携した森林教育や間伐材の活用を進めます。
問い合わせ:税務グループ(市役所1階)
【電話】42-3217
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