■災害発生時の持ち物を確認しましょう!
本年1月1日に発生した能登半島地震では、甚大な被害が発生し、今もなお数多くの方が避難生活をしています。
こうした災害が発生したときに困らないよう、非常用持ち出し袋を確認しましょう。
▼非常用持ち出し袋
災害発生時、避難するため自宅を離れるとき、救援物資がなくても過ごせるように準備するものです。
▽主な持ち出し品
貴重品類:現金、預金通帳、印鑑、保険証、運転免許証
避難用具:懐中電灯、携帯ラジオ、予備の乾電池、ヘルメット(防災ずきん)
生活用品:厚手の手袋、毛布、缶切り、ライター(マッチ)、ナイフ、携帯用トイレ
救急用具:絆創膏、消毒液、処方箋の控え、常備薬、持病の薬
非常食品:乾パン、缶詰、栄養補助食品、飴、チョコレート、飲料水
衣料品:下着、靴下、長袖、長ズボン、防寒用ジャケット、雨具
感染対策:マスク、消毒用アルコール、石けん(ハンドソープ)、ウェットティッシュ、体温計
その他:携帯用カイロ
▽持ち出し品のポイント
貴重品類:通帳や保険証、運転免許証などはコピーを用意しましょう。
避難用具:懐中電灯は1人に1つ用意しましょう。
生活用品:赤ちゃんやお年寄りに必要なものも用意しましょう。
救急用具:日ごろ使っているサプリメントも用意しましょう。
非常食品:3日分の食料と飲料水を用意しましょう。そのまま食べられるものが便利です。
衣料品:動きやすいものを選びましょう。寒いときは防寒具も用意しましょう。
感染対策:感染症の対策品を用意しましょう。
非常用持ち出し袋は、玄関などの持ち出しやすい場所に置きましょう。また、中身を定期的に確認し、期限が近いものは、新しいものに交換しましょう。
■第20話 救急車と消防車の同時出動
災害や事故によっては「救急車」と「消防車」の連携が必要なため、同時に出動することがあります。
・負傷者がいる火災現場
・交通事故
・救助が必要な事案
救急現場で重症な方や救急隊のみでは搬送までに時間がかかる場合は、「指揮広報車」を出動させ救急隊を増員する場合があります。
平日の昼間に限りますが、傷病者が重症な場合は状況により砂川市立病院から「ドクターカー」が出動します。
消防車「Pumper」
救急車「Ambulance」
消防車と救急車が同時に出動することを英語の頭文字をとって「PA連携」と呼びます。
※消防車には救急隊員の資格を持った隊員が乗車していますので、ご安心ください。
次回~第21話119番通報の不通時の対応について
問合せ:消防本部
【電話】42・3255
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