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ヒグマの生態について

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北海道歌志内市

5月5日以降、ヒグマの目撃情報が寄せられています。
ヒグマとの遭遇を避け被害を防ぐには、市ホームページなどの出没情報に注意するとともに、ヒグマの生態や行動などを理解することが大切です。

■ヒグマの生態
日本に生息する陸せい哺乳類で最大の種であり、国内では北海道のみに生息しています。
雑食性で知床では、フキやミズバショウ、木の実などの植物、アリなどの虫、サケやマスなど魚類、シカなど哺乳類を季節によって捕食しています。
冬(おおむね12月から3月)は冬ごもりします。
基本的に山中に生息しており、山菜採りで山に入ると当然、クマと出会います(人がクマの生息地に立ち入る)。じゅうぶん注意しましょう。人里(住居地)でクマを目撃した場合は警察や市役所に連絡をお願いします。

■ヒグマの行動と性格
・繁殖期(5月から7月ごろ)以外は、オス・メスは別々に暮らしています。
・母グマは普通1から3頭の子を産み、子グマを守るためには攻撃的になります。
・オリンピックの短距離陸上競技選手よりも、はるかに早く走ることができます。
・おいしくて手に入りやすい食物があると何度も繰り返し訪れます。
・普通は人を避けて暮らしていますが、人間の食料やごみに餌付くと大胆不敵な行動をするようになることが多いです。

■近年の傾向
近年、人を見ても逃げないヒグマが多数見られています。これは、人間の興味本位や写真撮影などによる接近により「人慣れ」をしたヒグマであると考えられています。
必要以上に近づくことは、ヒグマの人慣れを促進し、結果として周囲の人に危険を及ぼします。好奇心で接近するのはやめましょう。

問合せ:ふるさと振興グループ(市役所2階)
【電話】42-3215

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