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自治体の皆さまへ

うごくたべるげんきになる「ピピカツ」

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北海道比布町

●「ピピカツ」って?
町では、運動習慣の形成や食生活の改善を通じて、全世代が生涯健康で豊かな人生を送るために必要な体づくりをサポートする事業「ピピカツ」を展開中。ピピカツ事業は、このロゴマークが目印です。

●みんなのピピカツ宣言
「お酒を飲まない!あと、よく笑う」

■01 粘膜を守って、インフルエンザ予防!
今月の筆者 役場保健福祉課
栄養指導係長 加藤和恵
ウイルスは主に鼻や口から体内に入り込みますが、鼻や口の粘膜が、体内に侵入するのを防いでいます。粘膜はドロっとした粘液を出して、ウイルスを包み込んで外に出そうとします。それがくしゃみや鼻水、咳、たんの症状です。
粘膜を守って感染しにくくするためには、次のことを心がけましょう。
(1)加湿・水分補給をしよう
粘膜が乾くと粘液が出なくなるため、加湿器で部屋の環境を整えたり、こまめな水分補給で口、鼻、喉の乾燥を防ぎましょう。
(2)ビタミン・たんぱく質を摂とろう
たんぱく質は粘膜の材料になり、ビタミン類は粘膜の細胞の修復に必須です。肉、魚、大豆製品、卵などを3回の食事で必ず食べるようにしましょう。緑色の濃い野菜や果物を意識して食べることが大切です。
(3)保温しよう
血管のそばを流れるリンパ管には、ウイルスと戦うリンパ液が流れています。体が冷えると流れが悪くなるため、適度に保温してリンパの流れを良くしましょう。
(4)疲れている時はしっかり休もう
体力の消耗を防いで、免疫力を回復させましょう。

■02 健康講演会を開催しました
11月19日、元スピードスケート選手で平昌五輪金メダリストの髙木菜那さんによる講演会「なな転び八起き~いま私が伝えたいこと~」を農村環境改善センター多目的ホールで開催し、約200人にご来場いただきました。
髙木さんはアスリート時代や大学院で学んだことを基に、心と体の健康に必要な食事やメンタルヘルスについて紹介。「座位時間」が1日8時間以上あると危険のため、「家の中でも意識的に立って動いたり、ストレッチをしてみて」と説明されました。
また、「1人よりも誰かと話しながら体を動かすと脳の健康に良い」「よく噛んで食べることで、脳が栄養を吸収しようと働く」とアドバイスされました。
現役時代について、輝かしい功績の陰で多くの悔しさや葛藤を経験した髙木さん。「誰かと比べるのではなく自分自身と向き合い努力した」と語られ、講演後、会場から大きな拍手が送られました。

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