文字サイズ
自治体の皆さまへ

第3回町議会定例会 行政報告

25/31

北海道比布町

第3回町議会定例会が令和6年9月10日に招集され、町長及び教育長から行政一般報告がされました。概要をお知らせします。

■町長行政一般報告
◇諸工事の発注および進捗状況
令和6年度諸工事の発注状況は別表をご覧ください。

別表 諸工事の発注状況(令和6年5月28日から8月23日まで)
(単位:円)

◇大雨による災害状況
7月24日に発生した、大雨による被害状況については、23日から24日にかけて、前線を伴った低気圧が北海道付近を通過したことにより、本町にも大雨・洪水警報が発令され、24時間雨量が観測史上1位となる172mmを記録しました。
町では、24日午前5時44分に、福祉会館内に自主避難所を開設し、防災行政無線において周知しました。
また、床上浸水や道路の冠水などが確認されたことから、町職員および消防職員による土のうの設置や消防ポンプ車による排水作業を実施し、午後4時2分に警報は全て解除されました。
幸い、人的被害はありませんでしたが、床上浸水1件、床下浸水1件が確認され、下水道管へ大量の雨水が流入したことにより一時的に使用が困難となる事例も発生しました。
また、小規模河川の氾濫や土砂の流出のほか、一部農地の冠水やハウス内への浸水、畦畔の崩落などの状況がありました。
速やかに修復や改善を進め、引き続き災害に対する体制づくりに努め、関係機関との連携を図ります。

◇観光施設の利用状況
グリーンパークぴっぷは、4月27日のオープン以降、順調に営業を行っていましたが、施設付近で熊の目撃情報が多数寄せられ、施設内でも7月10日に職員が熊の出没を確認したため、同日から7月31日までの22日間、臨時休業しました。
安全確保のため、やむを得ないものと考えますが、期間中に予定されていた大会や団体利用、多くの予約が入っていたキャンプ場もキャンセルをお願いするなど、大きな影響がありました。
8月1日の営業再開以降は、熊の目撃情報はなく、徐々に来場者も回復してきています。
8月31日現在のパークゴルフ場の利用者は、昨年より1、277人少ない4、290人で、収入は138万1千円となり、前年同期より30万4千円少ない82・0%です。
キャンプ場は、週末はご家族での利用を中心に大変にぎわっていますが、利用者は昨年より929人少ない1、746人で、収入は73万2千円となり、前年同期より9万8千円少ない88・2%です。
引き続きコースや施設管理の徹底と、大会などの円滑な運営に努め、多くの皆さまにご利用いただけるよう、努力を続けます。
良佳プラザ・遊湯ぴっぷの8月末までの入館者数は42、534人で、対前年比97・5%との報告を受けています。
入浴、宿泊については、コロナ明けの観光需要が落ち着きつつあることから、昨年と比較をすると利用は少ない状況ですが、宴会や休憩室など、飲食を伴う利用については増加傾向ですので、指定管理者とともにさらなる集客に努めます。

◇農作物の生育状況
各農作物の生育状況は、平年に比べ高温ではありましたが、順調に生育が進んでいます。水稲は、高温により登熟が進み、北海道が発表した9月1日現在の生育状況は、平年よりも3日早く進んでいるとのことです。
畑作物は、小麦は7月の大雨時点では、一部収穫作業が残っていましたが、8月12日に全て終了しています。
また、そばや豆類は、一部生育不良や湿害などの影響を受けている圃場もあるため、関係機関と連携し、被害状況について、引き続き確認します。
町内では、9月4日から稲刈り作業が始まり、農協ライスファクトリーでは受け入れを開始しています。
今後、本格的な収穫作業を迎えますので、作業に適した天候が続くことを期待し、各農作物に被害がなく、良質で豊かな出来秋となること、また、農作業事故が起きないよう、皆さまの安全を願っています。

■教育行政一般報告
◇学校教育活動
6月25日から26日、6年生はエスコンフィールド北海道や札幌市青少年科学館、札幌テレビ塔、小樽水族館の見学や小樽運河周辺の散策をしました。また、「比布の知名度」について街行く人にインタビューしたり、翻訳アプリを使用して外国観光客に尋ねたりなど、貴重な体験をすることができたようです。
7月10日から11日には、5年生がネイパル深川で宿泊体験学習を行い、ホットサンド作りやカヌー、キーホルター作りの体験、旭川市内でのウォークラリーなど、友達と協力し合いながら過ごしたようです。
7月17日から18日には、8年生が札幌で宿泊研修を行い、専門学校で体験活動を行ったり、エスコンフィールド北海道にあるクボタアグリフロントで最新の農業についての学習をしたりと、自分の将来を考える良い機会となったようです。

◇子どもたちの活躍
6月23日から24日に地区大会、7月5日から6日に上川代表決定戦が行われ、野球や卓球、ソフトテニス、バスケットボール、バレーボール、剣道において、全力で試合に臨む生徒一人ひとりの姿を目にしました。
上川代表決定戦では、ソフトテニス女子団体が優勝、ソフトテニス女子個人が優勝・準優勝、当麻中学校と合同のバスケットボール女子が優勝、旭川市のクラブチーム「LEONE」で出場したバレーボール男子が優勝という素晴らしい成績を収め、夏季休業中に行われた全道大会でも大健闘し、好成績を収めました。
学校では8月21日から2学期が始まり、子どもたちには2学期もたくさんの経験・体験を積み、いろいろなことに挑戦して、さらにたくましく成長してほしいと願っています。

◇比布中央学校の視察
7月19日、北海道議会文教委員会道内調査で、文教委員会の皆さまや道職員の皆さま16名が来られ、学校の教育活動や民間学習塾との連携などについて説明をしました。
また、8月5日には、岩見沢市立北村小学校、北村中学校の管理職や教職員、PTA会長、学校運営協議会長の皆さま8名が比布中央学校に来られ、義務教育学校に移行した経緯や教育活動などの説明をしました。

◇教育委員会の主な事業
夏休みの思い出づくりの一環として、「あしてらぴっぷ」が8月6日から4日間にわたって開催され、比布中央学校の児童生徒や高校生、21名が参加しました。
道内外から集まった大学生や社会人の皆さんと一緒に勉強したり、体験学習に参加したり、日々の悩みに向き合ったり、将来について考えたりなど、参加者にとって自らの良さや可能性を認識する良い機会となったようです。

◎町から提案した主な議案
〇教育長の任命 北川範之氏 他16件

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU