文字サイズ
自治体の皆さまへ

[特集]子どもたちの笑顔のために ぴっぷのおいしい給食(1)

3/38

北海道比布町

今月は「学校給食」について紹介します。

■学校給食って?
皆さんの「思い出の給食」は何ですか?カレーライス、揚げパン、わかめご飯。クラスメイトと協力して配膳したり、競っておかわりをしたりと、給食はいつの時代も子どもたちにとって楽しい時間です。
日本の学校給食は明治22年、山形県の小学校で、生活が苦しい児童に食事を提供したことから始まったとされています。
その後、昭和29年に「学校給食法」が制定され、学校給食の実施体制が法的に整いました。
本町では昭和40年1月、中学校敷地内に給食センターが整備され、センターから配送する「センター方式」で完全給食を開始。その後、米飯持参の補食給食を経て、平成12年1月からは自校内で調理する「自校方式」が開始され、現在に至ります。
時代に沿って変わる学校給食ですが、「子どもたちの健やかな成長のため」という思いはずっと変わりません。
今日も栄養たっぷりの給食を前に、子どもたちは手を合わせ、笑顔でこう言います。
「いただきます!」

■調理員さんの一日
ぴっぷの給食は、まず栄養教諭によって、栄養のバランスを考慮した献立が作成されます。そして食材を選定・発注し、指示書や給食だよりを作成しています。いつもおいしい給食を作ってくれる調理員さんの一日を見てみましょう。

▽8:00 検収
農家や業者から食材を受け取り、状態や数量などを一つひとつ確認します。
▽8:30 打ち合わせ
事前に作成した作業工程表に従って調理を進めるための確認を行います。
▽8:45 下処理・切り物
別室で野菜の洗浄や皮むきなどの下処理作業を行います。
調理室ではだしをとったり、下処理を終えた食材を切ったり、肉に下味をつけたりします。
▽10:00 調理開始
大きな釜やオーブン、フライヤーなどを使い調理作業が始まります。
調理後2時間以内の食事や、中心温度の確認と記録など、衛生管理に気を付けて作業を進めます。
素材の味や食感をよりおいしく感じられるよう、工夫をしています。
▽11:30 完成・配食
1日の給食で用意するお米は約22キロ。全校生徒合わせて280食分の給食を作り、各教室に配るための容器、食缶に配食します。
▽11:35 検食
子どもたちが給食を食べる前に、校長先生と教頭先生が検食を行い、食品の異常がないか、量や味付け、色彩が適切かどうかを確認します。
▽12:10 給食開始
子どもたちのもとに栄養たっぷりの給食が届き、給食の時間が始まります。
▽14:00 食器・食缶洗浄
各教室から戻ってきた食器や食缶を洗浄します。
▽16:30 退勤
午後の作業が終わってからも、栄養教諭が作成した指示書の確認や翌日の準備などを行います。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU