■教育行政一般報告
◇優良公民館表彰の受賞
本町の公民館が「令和5年度第76回優良公民館表彰」を受けました。
この表彰は、毎年、全国の公民館などの社会教育・生涯学習施設のうち、特に、事業内容・方法などに工夫を凝らし、地域住民の学習活動に大きく貢献しているものを優良公民館として文部科学大臣が表彰し、今後の公民館活動の充実・振興に資することを目的としているものです。
本町の公民館は、長年にわたり、子どもたちの育成を図るさまざまな事業、高齢者の学びの場を設ける事業や、子ども・地域・保護者・高齢者を繋ぐ事業に基づいた活動によって成果や効果を上げていることが評価されました。
この受賞は、比布町民の皆さんをはじめ各関係団体の多くのご支援のおかげと感謝申し上げます。
これからも、町民の皆さんの大切な学び・交流の場として努めるとともに、公民館活動を通して学校、家庭、地域、行政との連携を一層強めていきます。
◇卒業予定者の高校受験状況
令和5年度の比布中央学校の卒業予定者は24名となっています。
既に、合格および推薦・奨学内定を受けている生徒もいますが、3月5日から、公立高校の一般入試が行われており、全員の合格を心から願っています。
義務教育9年間の全課程を修了し、4月から新しい世界に飛び立つ9年生の皆さんには、自分の可能性を信じ、いろいろなことに挑戦してさらに大きく成長してほしいと思います。
◇児童生徒数および学級編制
令和6年度当初の比布中央学校の児童生徒数及び学級編制については、24名の新1年生が入学し、全校児童生徒数は223名となる予定です。また、総学級数は18学級で、そのうち10学級が特別支援学級の予定となっています。
前期・後期課程別では、前期課程の児童数が150名で、学級数は12学級、そのうち7学級が特別支援学級となる予定です。また、後期課程の生徒数が73名で、学級数は6学級、そのうち3学級が特別支援学級の予定となっています。
◇子どもたちの活躍
ペン習字教室(ペン遊会)に通う8年生の大仙桃さんは、「第86回全日本ペン書道展」児童生徒硬筆の部において、大賞を受賞しました。中学2年生部門での大賞は道内で唯一となり、昨年7月下旬東京都で行われた表彰式に出席しています。
旭川レスリングクラブに所属する6年生の寒河江冴六さんは、1月27~28日に東京都で開催された「第28回全国少年少女選抜レスリング選手権大会」に出場し、男子6年50kg級で見事3位となりました。また、3月2~3日に東京都で開催された「U13(小6・中1)ジャパンオープントーナメント」で48kg級に出場し、健闘しました。
8年生の勝見洸太さんは、2月6日に長野県で開催された「第61回全国中学校スキー大会」に出場し、健闘しました。この全国中学校スキー大会への出場は、比布町にとって初めての快挙となりました。
旭川ウィングスFCに所属する4年生の大島いちかさんは、2月16日~17日に滋賀県で開催された「第13回琵琶湖カップなでしこサッカー大会(Uー12)」に北海道選抜として出場し、健闘しました。
全国大会に出場した皆さんには、この貴重な体験を生かし、さらに自分の力を高めてほしいと思います。
8年生の北浦出雲さんは、3月26日から東京都で開催される「スターゼンカップ第54回日本少年野球春季全国大会」に旭川大雪ボーイズのメンバーとして出場します。
比布剣道スポーツ少年団に所属する6年生の久保田琉さんと夏井みいなさんは、3月29日から茨城県で開催される「第65回全国選抜少年剣道錬成大会」に旭川剣道連盟選抜チームのメンバーとして出場します。
比布ソフトテニス少年団5年生の大泉遼さんと鳩澤真人さんは、3月29日から千葉県で開催される「第23回全国小学生ソフトテニス大会」に出場します。
比布中央学校ソフトテニス部(後期課程6名)の皆さんは、3月29日から岐阜県で開催される「第21回YONEXCUP全国中学校選抜ソフトテニス大会」に出場します。
これから全国大会に出場する皆さんには、北海道の代表として自分の力を存分に発揮し、堂々と試合に臨んでほしいと思います。
令和5年度も多くの子どもたちがスポーツや文化活動に一生懸命頑張り、比布町にとってとても明るい話題となりました。
◎町から提案した主な議案
〇令和5年度一般会計補正予算(第8号)について他27件
■~こども議会開催~
3月14日、比布中央学校6年生が自分たちの考えたまちづくりを町議会議員にプレゼンする「こども議会」が行われました。6年生は6つのグループに分かれ、それぞれ新たなお土産品や既存施設の有効活用法などについて元気よく提案しました。
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