■支え合いの地域づくりのために〔災害への備え編〕
地域福祉とは、地域で暮らす人々が、性別や年齢、障がいの有無に関わらず、住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう、地域住民や公私の社会福祉関係機関が互いに協力し、支え合い、地域の福祉課題解決に取り組むことをいいます。
ライフスタイルの多様化により、誰もが支え、支えられる。どちらの立場にもなり得る時代になっており、福祉課題も複雑多様化しています。
地域福祉を充実させていくためには、地域の皆さまと行政など関係機関が共通する考え方のもと、取り組みを進める必要があります。
町では、こうした取り組みを一体的に推進するため、『「助け愛・支え愛」を未来につなげ 誰もが安心して暮らせるまちづくり』を基本理念とした「第5期江差町地域福祉計画」を策定しています。(令和4年度から8年度)
地域福祉計画には3つの柱がありますが、そのうち「安全で安心な暮らしを支える〝基盤づくり〟」の取り組みの中から、「災害時などに備える取り組み」についてご紹介します。
○自助~自分や家族が取り組むこと
・災害発生時にすぐ避難できるよう、防災情報に注意を払い、防災用品、避難経路、避難場所などを確認しておく
○互助~身近なつながりで取り組むこと
・災害発生時には、隣近所の助け合いが重要となるため、日頃から声をかけ合える関係づくりに努める
○共助~それぞれの役割で協力すること
・防災や減災のための学習会を開き、地域での防災意識を高める
・災害発生時、避難行動に支援が必要な人について、個人情報保護に配慮しながら、地域で可能な範囲で共有し、全体で対応できる体制を築く
○公助~行政が取り組むこと
・避難場所や危険箇所などについて周知する
・自主防災組織の活性化を図るため、自主防災訓練などへの支援を行う
・住民の防災意識を高めるよう、情報提供や啓発の充実を図る など
お問い合わせ先:町民福祉課福祉子育て係
【電話】52-6720
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