友好都市「珠洲市」が被災しました 町民の皆さまのご協力をお願いします

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1月1日、最大震度7を記録する「能登半島地震」が発生。連日の報道などでご承知のとおり、友好都市協定を結ぶ『石川県珠洲市』を含む能登地方は甚大な被害に見舞われ、被災から一月が経過した今もその被害の全容はつかめていない状況です。
一日でも早い復興を祈るとともに、町では今できる支援として次のとおり取り組むこととしました。町民の皆さまもご協力をお願いします。

■江差町の取り組み状況(1月25日時点)
[1]現地への職員派遣
1月11日より珠洲市へ江差町職員の派遣を開始しました。第3班以降は当面2月末まで、江差町職員に加え、檜山管内各町と檜山振興局職員を合わせた計4名を派遣し、支援活動を継続します。

[2]「珠洲市指定」災害義援金の受け付け〔義援金は全額珠洲市へ〕
町を通じて珠洲市へ支援する義援金の受け付けを開始しました。
1　義援金名称　令和6年能登半島地震　友好都市「石川県珠洲市指定」災害義援金
2　受付期間　1月15日(月)から当面の間
3　受付方法
(1)指定口座に直接振り込み

振込手数料について：北洋銀行の窓口及び北洋銀行アプリによる振り込みは手数料がかかりません
また、北洋銀行以外の場合は手数料がかかることがあります(北洋銀行を含むATM・インターネットバンキングなどからの振り込みは手数料がかかります)
(2)役場町民福祉課窓口で寄付(2,000円以上)
2,000円以上の義援金は、所得税・法人税控除の対象となるため「預り証」を交付します
(3)役場1階窓口カウンター前に設置の義援金箱へ寄付(2,000円未満)
2,000円未満につきましては、義援金箱でお預かりします
※珠洲市に限らない「令和6年能登半島地震災害義援金」は次のとおりです
・日本赤十字社北海道支部(役場1階窓口カウンター前に義援金箱を設置)
・江差町共同募金委員会(江差町社会福祉協議会内)

[3]ふるさと納税代理寄付受け付け〔寄付金は全額珠洲市へ〕
町では、珠洲市へのふるさと納税に係る災害支援寄付の代理受付を開始しました。災害対応に尽力されている珠洲市職員に代わり、ふるさと納税の業務を当町が請け負い、皆さまからの支援を珠洲市へお届けします。ご寄付は次のQRコードから可能です。
※詳しくは本紙をご覧ください。

▽ふるさとチョイス災害支援
・2,000円以上から受け付け
・返礼品はありません
・寄付金額…7,228,000円(1月25日時点)

▽セゾンのふるさと納税災害支援代理寄付
・一口2,000円から受け付け
・返礼品はありません
・寄付金額…2,722,000円(1月25日時点)

■寒さ対策やトイレなど災害への備えはできていますか?
能登半島地震発生後には江差町にも津波注意報が発令され、最大波の高さは30cmを記録。自主避難者も相当数あった状況からも町は避難所を7箇所開設し、最大で74人の方が避難されました。
今回の地震は冬場に起きた地震です。津波や寒さ、火災などに備えて避難経路や場所を確認しましょう。また、停電や断水などにより水道やトイレなどが使用できない状況も想定されます。ご自身やご家族に必要となる備蓄品を今一度確認し、もしもに備えましょう。

▽津波への備え
・積雪や吹雪などで避難に時間を要することから、事前に避難経路や場所を確認しておきましょう
・強い揺れや、長い揺れを感じたときは、より高いところを目指して避難しましょう

▽寒さへの備え
・停電時にも暖をとれるようカセットストーブや防寒着を準備しましょう
・車の中へ一時避難することも考えられます。毛布や寒さをしのぐ備品を準備し、燃料を給油しておきましょう

▽火災への備え
・暖房機器が転倒すると火災が広がる恐れがあるため、近くに可燃物を置かないようにしましょう
・避難の際は、火の元の確認やブレーカーを落とすなど、落ち着いて行動しましょう

■第1班派遣職員より
江差町から最初の派遣となった私達3人は、珠洲市までの道路や市内の状況確認、珠洲市滞在中の活動拠点を構築することなど、今後の職員派遣に必要な情報を入手することを主な目的に車中泊できる車2台で現地へ向かいました。
滞在中、能登半島の広範囲で平穏な日常が一瞬で崩壊した様を目の当たりにしました。被災された方々の中には市の職員も含まれています。体調を崩される方も多く、車中泊しながら日々を過ごしている方もおられました。被災された皆さんの負担を少しでも軽くできることはないか。そのような思いで過ごしましたが、江差から来たことに対してお礼の言葉を頂くなど、大変な状況の真っただ中にも拘わらず他者を思いやる珠洲市民の温かさを感じ、能登の復興の険しさ、何気ない日常の尊さと有難みなど多くの思いを胸に帰町しました。