住宅用火災警報器(以下、住警器)は、条例により全ての住宅に設置が義務付けられています。火災による死者の約7割が住宅火災によるもので、その多くは就寝中に発生しています。「うちの家は大丈夫」と思っていても、火災はいつ、どこで発生するか分かりません。
以下は、住警器を設置していることで火災の被害を軽減することができた、道内の事例です。
◆仏壇のろうそくの火が周囲の可燃物に接し、着火した
居室で昼寝をしていたところ、住警器の警報音で目が覚め、室内に白煙が漂っているのを確認。仏壇上の可燃物が燃えているのを発見し、消火した。
◆開放式石油ストーブの上で干していた洗濯物が落下し、出火した
居住者がベッドカバーを乾かすために、ベッドカバーの真下に開放式石油ストーブを置き、点火してから就寝したところ、ベッドカバーが落下し出火。発生した煙で住警器が作動し、それに気付いた居住者が消火器により消火した。
住警器は火災予防に非常に効果的です。火災から大切な命を守るために設置しましょう。住警器についてのご相談は、下記までお問い合わせください。
問合せ:池田消防署予防係
【電話】572-3119
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