■睡眠と健康
No.417 保健師・管理栄養士です
ー質のいい睡眠で、身体も心も健康に。ー
私たち人間は、人生の約3分の1の時間を睡眠時間にあてています。脳や心身の休息のために睡眠は欠かせないものですが、生活スタイルが大きく変わった今、睡眠の質が低下していると言われています。この機会に睡眠の質を見直してみませんか。
◇睡眠の役割
睡眠には、起きている時にはできないさまざまな役割を果たしていることが明らかになってきています。
(1)脳とからだに休息を与える
(2)「記憶」を整理して定着させる
(3)「ホルモンバランス」を調整する
(4)「免疫力」を上げて病気を遠ざける
(5)「脳の老廃物」をとる
◇質の良い睡眠をとるために
・適度な運動、規則正しい食生活は良い睡眠をもたらします。
・朝食はからだとこころの目覚めに重要です。
・睡眠薬代わりの寝酒は、睡眠を悪くさせます。
・寝る前のたばこやカフェインの摂取は避けましょう。
◇子どもの睡眠
日本の子どもの睡眠時間は短く、十分な睡眠時間がとれていません。1日に推奨される昼寝も含む総睡眠時間は1歳~2歳で11~14時間、3~5歳で10~13時間、6~13歳で9~11時間としています。(米国国立睡眠財団より)睡眠不足によって、イライラ感、集中力の低下などが起こりやすいとされています。
身体も心も健康で過ごせるように、規則正しい生活リズムで睡眠時間をしっかりと確保しましょう。
問い合わせ先:役場健康福祉課健康推進係
【電話】62-2307
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