■5/17 第30回浜中町植樹祭・お魚殖やす植樹運動~豊かな海を育む植樹~
5月17日、第30回浜中町植樹祭(同時開催:浜中漁協女性部「お魚殖やす植樹運動」)を湯沸で開催しました。
自治会や産業団体をはじめ、232人が参加し、今年はカシワ400本、グイマツ200本、イヌエンジュ200本を植樹しました。
霧多布小学校の6年生と散布小学校の5・6年生も参加し、笹の根に苦労しながらも協力し合って、一生懸命植樹しました。
なお、今回の植樹祭では、(株)丸物出口興産さまから木質チップ、(株)濱谷建設さまと(株)プラテックさまから苗木、釧根農業を育てる会さまからタオルを提供いただきました。誠にありがとうございました。
■5/19 令和6年度浜中消防団総合演習を開催~訓練の成果を発揮~
5月19日、令和6年度浜中消防団総合演習が霧多布スポーツ広場で実施されました。団長をはじめ107人の団員が霧多布市街で分列行進を行った後、霧多布スポーツ広場で各分団による技能競技大会が開催され、第4分団(散布地区)が見事に優勝しました。
技能競技大会は4人1組で行われ、消火までの時間と機材操作の正確さを競う、非常に迫力ある競技です。各分団とも実戦さながらの勇猛果敢な技能を披露し、訓練された機敏な動きに会場は大いに盛り上がりました。
■5/22 散布小中学校の児童生徒が「あさり島」で体験学習~あさりについて学習~
5月22日、散布小中学校の小学5・6年生と中学生が火散布沼の「あさり島」であさり堀りを行いました。
「あさり島活動」は平成22年度から始まっており、児童生徒の皆さんが地域のことを知り、誇りや愛着を持ち、地域の魅力を発信することを目的として続いている取り組みです。
児童生徒の皆さんは、あさりを掘るかたわら、外敵であるタマガイなどの駆除、あさりの選別作業も体験し、慣れた手つきで、楽しみながら一生懸命に作業を進めました。
当日は、保護者の方が、島に渡る船を用意したり、選別方法の説明をするなど、まさに地域の特色を活かした教育活動がそこにありました。
■5/23 保育所の子どもたちが牧草ロールにお絵かき!~たくさんおえかきできました!~
5月23日、茶内市街のコープはまなか店舗前の駐車場で、保育所の子どもたちが牧草ロールにお絵かきをしました。このお絵かきイベントは、子どもたちに楽しい思い出を作ってもらうことを目的に浜中町農協青年部が企画したのもです。
この日の天気は曇りで、風が少し強かったものの、子どもたちは白い牧草ロールに、好きな絵や文字を自由にかき、「楽しかった!」「上手にかけた!」と楽しげに話す様子が印象的でした。
さらに、浜中町のゆるキャラ「きりたん」がお絵かきの途中から参加し、子どもたちと触れ合う中で、きりたんと一緒に楽しくお絵かきをしたり、最後にはみんなで記念撮影をするなど、特別な時間を過ごしました。
■5/24・30 茶内・霧多布保育所で幼年消防倶楽部の入会式を開催~火の用心をよびかけます!~
5月24日に茶内保育所、5月30日に霧多布保育所で幼年消防クラブ入会式が行われました。
幼年消防クラブは、子どものうちに消防研修を行うことで、火に対する正しい認識を持ってもらうとともに、火災を予防する意識の向上を図り、人命を尊重し、自他の財産を守る大人になってくれることを目的としています。
今年は、茶内保育所が16人、霧多布保育所が6人で子どもたちは火の用心などと書かれた半てんを身にまとい、入会式に参加しました。誓いのことばでは、「ぼくたち、わたしたちは、今日から幼年消防クラブの仲間です。子どもたちに火遊びをしないように、大人たちにたばこの投げ捨てをしないように呼びかけ、町から火事がなくなるように頑張ります」と力強い宣誓をしました。その頼もしい姿は、私たち大人に、火の元に気をつけることの大切さをあらためて気付かせてくれました。
■5/28 浜中中学校の生徒が植樹活動に参加~環境保全の大切さ~
5月28日、浜中中学校の生徒とNPO法人シマフクロウ・エイド(菅野正巳代表理事)が、火散布沼の近くの道有林でミズナラやカツラなどの苗木を植えました。
この活動は、豊かな海を守るために、上流の森林を再生して生物多様性を高めることを目指し、北海道と町、両漁協、シマフクロウ・エイドが結んだ協定に基づき、令和3年から始まり、浜中中学校の生徒が参加するのは、今回で2回目とのことです。
植樹を行った場所は、1960年代、採石のために多くの大木が切られ、火散布沼周辺の生態系に影響を及ぼしたと云われています。菅野代表は「この周辺の森は、針葉樹の数が多い。生物の多様性を保つためには、広葉樹とのバランスが必要。また、次代を担う子どもたちに参加してもらうことで、豊かな漁業資源が森林と密接に結びついていることを知ってもらい、自然環境を守ることの大切さを学んでほしい」と話していました。
当日は北海道科学大学の岡村俊邦名誉教授も参加し、植えた苗木が森を豊かにすることを参加者に説明することで、生徒たちは地域環境を守る大切さを学びました。
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