保健師・管理栄養士がお届けする からだを知ろう

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■太郎君と学ぶシリーズ　No.58
活性酸素とは

▽前回までのお話
たろうくんは、前回、自慢のつやピカお肌に栄養を届ける血管を守るには、AGE(エージーイー：終末糖化産物)の他に、“活性酸素”にも気をつけなければならないことを学びました。
今回は、活性酸素について詳しく学んでいきます。

〇活性酸素はどうして出来てしまうんですか?
▽活性酸素は、生きていたら少なからず誰でも体の中で作られてしまうものなの
活性酸素が出来てしまう主な要因は以下のとおりよ
※詳しくは本紙をご覧ください。

〇たしかに、ストレスや汚れた空気は防ぎようがないから、誰でも活性酸素はできちゃうんだなぁ
▽そうなの
でも、この要因の中には防げるものもあるわよね
中でも、食べ物、特に糖が多い食べ物は、活性酸素をさらに増やしてしまうのよ

〇AGEと同じく、やっぱり糖のとりすぎがよくないのか～
▽そうそう!気づいてくれてうれしいわ!活性酸素はAGEと同じように、細胞内に入り込んで血管をさびさせることで、つやピカお肌をボロボロにしてしまうのよ～

▽りんごをイメージしてもらうと分かりやすいかしらりんごを切ってそのままにしておくと、茶色く変色するのは見たことがあると思うけど、これがいわゆる“酸化(さび)”なの
活性酸素によって人間のからだでも同じようなことが起こるのよ

〇糖化(こげ)も酸化(さび)も血管に悪さをするから、お肌にも良くないんだなぁ
糖のとりすぎに気をつけなきゃ
▽そうね
他にも酸化の害を防ぐ方法があるから、次回お伝えするわね!

問合せ：役場保健福祉課保健予防係
【電話】576-5111