■上中央小 修学旅行で上浦幌をPR
9月5日(木)・6日(金)に、上浦幌中央小学校の5・6年生が修学旅行へ行きました。5日(木)は、札幌駅で上浦幌地区についてのPR活動を行いました。
上浦幌中央小学校の5年生5名、6年生5名の計10名が、札幌駅を利用する方に声をかけ、上浦幌のPR活動を行いました。子ども達は、自分たちで作成したパンフレットを使い、イラストや写真を見せながら説明しました。
PRする内容は子ども達が、どうしたら相手に伝わりやすいか、自分たちで考えました。子ども達の決めたテーマは「上浦幌の自慢したいところ」となり、テーマに沿って工夫してパンフレットを作りました。家の近くの公園から見える夕日や、親の仕事のことなど、自分にとって身近で好きなものを調べてまとめました。
PR活動がスタートしてはじめのうちは、みんな緊張してなかなか声をかけることができていませんでしたが、通行人の方も優しく、だんだんと緊張もほぐれて堂々とPRをしていました。
上浦幌中央小学校5年生の森巳乃倖さんは「始める前は緊張しているし、聞いてもらえるか不安だったけど、最初の1人に説明を聞いてもらってからは、楽しくなってきました。みんな優しく聞いてくれて、伝えたかったことを伝えられたと思います」と話しました。
(地域おこし協力隊 犬養竣)
■中学生版浦幌部 楽しく競うごみ拾い大会開催
8月17日(土)に、中学生版浦幌部が「浦幌部ごみ拾い大会」を開催しました。浦幌部の中高生や町民の皆さんが参加し、町内のごみを拾い、拾った量を競いました。
中学生版浦幌部の「ミッションリサイクル」というプロジェクトは、町内のごみ拾いやポイ捨て禁止を呼びかける活動をしています。
8月17日(土)は、参加者がチームに分かれて、拾ったごみに点数をつけて競い合う「浦幌部ごみ拾い大会」を開催しました。拾ったごみの総量は8キロで、参加者は楽しみながら、たくさんのごみを収集しました。
ごみ拾い大会を開催した林上源司さん(浦幌中学校3年生)は、「町の人にゴミ拾いの楽しさと大変さを感じてもらうことができてよかった。また開催したい」と話しました。
(十勝うらほろ樂舎 藤川結子)
■民泊体験学習で漁業・農業・林業を体験
9月5日(木)・6日(金)に1泊2日で、浦幌小学校5年生の民泊体験学習が行われました。
子ども達は2~4名のグループに分かれ、第一次産業を営むご家庭を訪問し、産業体験を行いました。
はじめは緊張している様子も見られましたが、受け入れ家庭の皆さんに沢山のことを教えてもらったり、ご飯を食べながらお話をしたりするうちに、自然と距離が縮まったようでした。今回は漁業の受け入れ家庭も再開し、より充実した体験となりました。
体験の内容は、林業家さんのお宅では木を活用する現場の見学へ行き、農家さんのお宅ではかぼちゃやとうもろこしの収穫体験、酪農家さんのお宅では牛のお世話、漁業家さんのお宅では乗船体験や魚を捌くなど、多岐にわたりました。
参加した子ども達は「船に乗る日が来るとは思わなかった!」「農業の難しさを教えてもらって勉強になった」と体験を心から楽しんでいる様子が見られました。
体験をした内容を忘れずに、これからも第一次産業の大切さや浦幌町の良さについて、学んでいってほしいと思います。
(十勝うらほろ樂舎 小倉理記也)
■編集後記
今回、民泊体験学習を取材して、13年前に自分が体験したときのことを思い出しました。
仲のいい友達と一緒に、自分のお家ではないご家庭に泊まるということに、ワクワクしていました。
実際に体験をして、取れたての野菜をいただき、ご飯もフライドポテトもたくさん食べ、なんて幸せな時間なのだろうかと思いました…。温かく受け入れてくださった皆さんに、感謝の気持ちでいっぱいです。
また、民泊体験学習が、形は変わりながらも続いているということを嬉しく思います。
そして、今はコーディネーターとして、民泊体験をはじめ、さまざまなふるさと学習に関わらせていただいているということを誇りに思っています。(りっきー)
2024年(令和6年)10月25日(金曜日)
発行元:うらほろスタイル推進連携会議
~平成19年度の中学生からの提案を受け道教育大釧路校の学生と地域おこし協力隊、十勝うらほろ樂舎が共同で制作しています~
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