■1月14日開催親子で本気で取り組む「サッカー教室」
私たちの心地良い未来作りの第一歩「十勝ジェンダーアクション会議」
1月14日(日)に「親子のサッカー教室」「十勝ジェンダーアクション会議」を開催いたしました。トレンドマイクロ株式会社様にご協賛・ご協力いただきました。
こどもから大人まで様々な世代の方々が真剣に取り組んだ当日の様子を紹介します。
▽元なでしこジャパン監督の高倉麻子さんと女子W杯ドイツ大会優勝メンバーの宮間あやさんが参戦 親子の「サッカー教室」
サッカー教室は、浦幌町総合スポーツセンターを会場に、子ども30名、保護者25名の総勢55名(27組の親子)の参加を得て、開催いたしました。
「大人にボールを取られたら負けゲーム」や「大人を力でひっくり返すゲーム」などを親子で楽しみながら取り組みました。
「思った以上に子どもの力が強くてびっくりした!」などの声もいただき、スポーツを通して子どもの成長を感じていただくひとときにもなったのではないかと思います。
親チームと子どもチームに分かれた試合では、普段は見られないお父さん・お母さんの本気に驚く子ども達や、笑顔で話し合っている親子の姿が非常に印象的でした。
普段からサッカーをしている方も、初めてサッカーをした方も楽しめる、そんな素敵なイベントとなりました。
親子で一緒に楽しく、そして真剣に
▽「心地よい未来を自分たちで切り開いていく」十勝ジェンダーアクション会議
本イベントでは次世代教育の町・浦幌町にて、十勝管内の多様な人々が集い「ジェンダーギャップを次世代に持ち越さないためのアクション」について考えました。
基調講演では元なでしこジャパン監督の高倉麻子さんから「スポーツとジェンダー」のテーマで、スポーツにおける男女の待遇の差など、これまで直面されてきた課題にどう向き合ってきたかについてお話いただきました。
元なでしこジャパン選手の宮間あやさん、元コンサドーレ札幌でプレーしていた弊社の曽田理事からもコメントをいただき、スポーツとジェンダーに関するトークを深めました。
その後のパネルディスカッションでは、十勝キャリアデザインネットワークの白石友柄さん、十勝○○婦人部の山川智恵さん、浦幌町議会議員の竹田風子さんの3名をゲストにお迎えしました。
それぞれがジェンダーについて「教育」「経済ビジネス」「政治・社会」という視点から、十勝・浦幌の現在地についてのディスカッションを実施し、参加者にとって、今まで自分自身の中で培ってきたジェンダー意識について見つめ直す機会となりました。
▽私たちが考える「ジェンダーギャップを次世代に持ち越さないためのアクション」
基調講演やパネルディスカッションをもとに実施したグループワークでは、「当たり前に疑問を持ち感じたジェンダーギャップ、性別による役割について真剣に考えて意見を伝え合う」「ジェンダーを言い訳に一歩引かない」など、今後私たちが行うべきアクションについての提案がありました。
▽参加者の方から、たくさんの貴重な感想・ご意見をいただきました
・とてもよい時間でした。今日感じたこと、高まった意識を継続できるように、日々意識していきます。浦幌をスタートに日本、世界中が優しくて住みやすい場所にしていきたいです。
・重要案件の意思決定の場にいる女性の数が圧倒的に少ない状況を打破するには、多数派の男性からの働きかけが必要だと改めて感じました。このような場を設けていただいたことに感謝します。と同時に、この度参加された3割の男性の皆さんからもこの動きが広がることを期待しています!
・改めて「対話」の大切さを感じました。自分の本心を大切に、世界に誇れる日本の素晴らしい文化と伝統も大切に、笑いの中でわくわく生きる力を、ひとりひとりが得るために、わたしにできることとして、目の前の対話を大切に過ごしていこうと思います。
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