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令和6年度 教育行政執行方針(1)

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北海道浦幌町

3月の町議会定例会で、水野教育長が令和6年度の教育行政執行方針を述べましたので、概要を紹介します。

■はじめに
浦幌町では、第3期浦幌町教育振興基本計画において、「自立」と「協働」を柱とする教育の基本理念を継承し、子どもたち一人一人に身に付けさせるべき資質や能力の育成、望ましい教育環境づくりの観点から、引き続き、コミュニティ・スクールを基盤とした小中一貫教育を推進し、地域学校協働活動との一体的な取り組みを進め、地域総ぐるみで子どもたちにふるさとを愛する心を育むとともに、確かな学力に基づいた「生きる力」を育成してまいります。
また、「主体的・対話的で深い学び」の視点に立って教育活動を展開し、「社会に開かれた地域とともにある学校づくり」及び「人づくり・つながりづくり・地域づくり」を進めていきます。

■学校教育
(1)魅力ある学校づくり
「社会に開かれた教育課程」の実現を図るため、浦幌町小中一貫コミュニティ・スクール推進計画を策定し、学校運営協議会等において、学校と家庭・地域が熟議を通して、教育ビジョンや望ましい子ども像、課題や情報等を共有し、相互に連携・協働して地域とともにある学校づくりを目指し推進してまいります。
上浦幌地区の学校教育のあり方について、保護者、地域及び教職員等と検討・協議を進め、新たに義務教育学校の開校を目指し、上浦幌地区の教育環境の一層の向上・充実に取り組みます。

(2)地域総ぐるみの教育
家庭や地域との確かな連携を確立するため、望ましい生活習慣・学習習慣の定着やインターネット環境のルールづくりを進め、保護者との情報交流の場の充実や積極的な情報発信、地域人材などを活用した効果的な授業や教材の開発に努めます。
小中一貫コミュニティ・スクールと地域学校協働活動との一体的な推進を図るため、互いの連携を強化し、学校と地域をつなぐコーディネート機能の充実に取り組みます。

(3)確かな学力
各学校で実施している全国学力・学習状況調査等について、調査結果を用いた検証改善サイクルを確立し、検証改善の目標設定、推進組織やスケジュール、手立て、検証方法を明確にして取り組むほか、乗り入れ授業等を実施するなど、家庭学習や放課後及び長期休業期間中の学習サポートの充実を図ります。
また、地域総ぐるみで「早寝・早起き・朝ごはん(あいさつ・ノーテレビデー)運動」を継続するとともに、「スマホ・ゲーム機使用のルール」に基づき、生活リズムの改善に取り組みます。
「朝読・家読」運動、「うらほろリレー家読」運動などの取組等について「教育の日実践交流会」などで成果を交流します。
学校ICTの活用について、「個別最適な学び」の実現を図るため、児童生徒一人一人の学習状況の適切な分析に基づき、一貫した教育活動が学校全体で進められるよう検証改善サイクルの質を高めるとともに、タブレットPCの更新や時代に合わせたICT環境の整備を計画的に進めていきます。
小学校外国語活動及び外国語科については、外国語指導助手(ALT)の2名体制を継続し、グローバルな児童生徒の育成に努めるとともに、昨年度より町費負担とした実用英語技能検定の受検者数の増加を目指し、英語教育の充実を図っていきます。

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