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浦幌新聞 第110号

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北海道浦幌町

■浦幌民泊体験実習 北海道教育大学釧路校
▽浦幌を学ぶツアーと第一次産業体験
6月29日(土)、30日(日)の2日間、北海道教育大学釧路校の2・3年生の学生16名が浦幌町内をめぐるバスツアーと第一次産業体験を行いました。
◎バスツアー
1日目に行われたバスツアーでは、浦幌町内の子ども達が行う学習や活動について学びながら、バスで町内をめぐりました。昆布刈石展望台や厚内地区、トリノメ商店、トコムロラボに行きました。
(一社)十勝うらほろ樂舎の本間悠資さんがガイドを務め、学生の皆さんは子ども達がどのようなふるさと学習をしているのか、その学習のためにどのような準備を行っているのか説明を聞きました。
バスツアーを終えた後は複合施設フタバへ移動し、これまでの講義で学んだことと、バスツアーで感じたこと、疑問点などを話し合いました。話し合いでは「バスツアー中にいろいろな方に出会い、声をかけていただいて、浦幌町の人たちの温かさを知ることができた」と感想を話しました。

◎第一次産業体験
2日目は、第一次産業を営む皆さんのところへ行き、体験を行いました。体験の内容は、畑の草取りやハマナスの収穫、出荷する製品の梱包作業などをしました。浦幌町内の小学生が体験する「民泊体験学習」を、学生の皆さんが実際に体験することで、子ども達がどのような体験をして学んでいるのかを感じました。
2日間の体験を通して、西森彩代子さん(地域文化研究室3年)は、「これまで何度か浦幌町に来たことはあったけれど、まだまだ知らないところがたくさんあって、また来たいと思いました。第一次産業体験では、普段なかなか体験することのできない作業やお話を聞かせていただいてとても勉強になりました。また、私たちを温かく迎え入れてくださりとても嬉しかったです。ありがとうございました。学んだことを釧路に持ち帰り、これからの学習に活かしていきたいと思います」と振り返り、感謝を述べました。
(地域おこし協力隊 犬養竣)

■上浦幌中学校2年生 宿泊学習でまちづくりを学ぶ
7月3日(水)・4日(木)に、上浦幌中学校の2年生が足寄町へ宿泊学習に行きました。その中で、ふるさと学習の一環として足寄町のまちづくりについて学びました。

上浦幌中学校の2年生は、今年度のふるさと学習で、他町のまちづくりの取り組みと浦幌町を比較して考えることを目的に、学習を進めています。宿泊学習では、他町の取り組みを学ぶために足寄町へ行き、インタビュー活動やワークショップを行いました。
1日目は、足寄町役場総務課企画財政室の門野亮介さん、足寄町地域おこし協力隊の井上恵子さんにインタビューを行いました。子ども達は、足寄町の特色や基幹産業についての説明を受けた後に、足寄町で取り組まれているまちづくりについて話を聞きました。門野さんから「まちづくりは役場がするものではなく、町民からのボトムアップでするもの」と話を受け、子ども達は、真剣に聞いていました。
2日目は、これまで学んできた浦幌町のまちづくりの取り組みと足寄町の取り組みを比較して、浦幌町のまちづくりについて、自分たちができることはないかを考えるワークショップを行いました。町の課題を自分事として捉えて、小さなことでも自分たちにできることはないか話し合いました。
(地域おこし協力隊 犬養竣)

■中学生版浦幌部 こどもまつり2024出店
7月15日(月・祝)に、中学生版浦幌部14名が、町健康公園で行われた「こどもまつり2024」に出店しました。

中学生版浦幌部は、こどもまつり2024で「うらきなドーナツ」(町産原種黒千石きな粉、ねりあんをトッピング)・「魔チョコバナナ」(チョコバナナ)・「きなこミルクコーヒー」(浦幌牛乳、町産黒豆コーヒー、町産黒豆きな粉使用)を販売しました。メニュー名やレシピ、看板なども中学生らが自分たちで考えて作りました。また、浦幌部の高校生がデザインした缶バッチ(浦幌の動物や野菜などをモチーフにした缶バッチ)を入れた、ガチャポンマシーンを設置し、販売しました。
出店した横田要さん(浦幌中1年)は、「自分たちが作ったものを、お客さんに食べてもらえて嬉しかった」と話しました。
(十勝うらほろ樂舎 藤川結子)

2024年(令和6年)8月26日(月曜日)
発行元:うらほろスタイル推進連携会議
~平成19年度の中学生からの提案を受け道教育大釧路校の学生と地域おこし協力隊、十勝うらほろ樂舎が共同で制作しています~

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