【郷土の恵みを次世代に】
浦河町文化財少年団「博物館クラブ」は、浦河の自然や歴史、文化に関する学習活動を通して子どもの郷土を大切にする心を養う目的で、昭和41年に設立されました。現在は、小学3年生から中学3年生までの団員37人で活動しています。今回の生涯学習ニュースでは、博物館クラブで行っている主な学習会の様子をご紹介します。
■身近な自然に目を向ける海浜植物観察会
日高幌別川の河口や海岸付近に群生する貴重な植物の観察と記録を通して、地域に眠る自然の素晴らしさを再認識しています。
今年度は11人が参加し、これまでに観察された植物の目録を手に海浜を歩き、様々な植物が持つ特徴や人との関わりを学びました。
■樹上に広がる別世界へツリークライミング体験
ロープなどの道具を用いて木に登る「ツリークライミング」を体験し、木の温もりに親しみながら緑を大切にする心を育んでいます。
今年度は13人が参加し、樹木の特徴を学んだ上で、どの木が登るのに適しているかを見極めながら、自然との一体感を味わいました。
■雪上の痕跡を探すフィールドサイン探索会
一面に広がる雪のなかを歩きながら動物の足跡や糞などのフィールドサインを探し、身近なところに生息する生き物への関心を深めています。
今年度は4人が参加し、探り当てた生き物の痕跡を写真に収めてオリジナルの記録カードを作成しました。
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