「こども基本法」という法律を知っていますか?
こどもや若者のみなさんは、一人ひとりがとても大切な存在です。
自分らしく幸せに成長して暮らせることができるよう社会全体で支える「こどもまんなか社会」を目指すため、令和5年4月にこども家庭庁ができるのと同時にスタートした法律です。
浦河町には、子育てを温かく支えてくれるたくさんの人たちがいます。そんな子育てに関わる人たちの活動や、こども目線の声を伝える広報こども版「こどもまんなかひろば」を年に数回掲載していきます。
今月号では、町の予算から子育てを支える取り組みについて紹介します。
※町の子育て支援メニューの詳細はこちら(本紙PDF版2ページ参照)をご覧ください
■妊娠・出産・育児を町がサポート!浦河町の子育て支援
浦河町では、不妊治療の助成事業をはじめ、妊娠期や産後のママへのケア、お子さんの医療費助成など、子育てしやすい町を目指して妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援に取り組んでいます。
▽令和6年度 子育て関連予算額
8億7,122万円(教育関係予算を除く)
・子育て家庭医療費の支援(医療費全額アプカで還元)
・保育料等の軽減措置
・子育て支援(木育)事業
・チャイルドシートの購入助成
・紙おむつ処理用ごみ袋の支給
・不妊・不育症治療費助成 など
■令和6年度は新たに次の事業に取り組み、さらに保育環境・子育て支援を充実していきます
○浦河町「こども誰でも」通園制度(試行的事業)の実施
令和8年度から全国の自治体で実施することとなっている「こども誰でも通園制度(仮称)」の本格実施に先駆けて、町では令和6年4月から試行的事業を実施します。
○保育士資格取得支援事業補助金
保育人材の確保を図るため、町内在住で新たに試験により保育士資格を取得した方が保育士として町内の保育施設などで勤務したとき、資格取得に要した費用と奨励金合わせて最大20万円を補助します。(年齢制限はありません)
○保育の魅力発信・相談窓口の開設
子育て医療課内に保育士キャリアアドバイザーを配置し、保育の仕事に興味のある方や潜在保育士からの相談に応じます。また、町内保育施設を巡り保育現場の魅力に触れるバスツアーを実施します。(夏休み時期の開催を予定)
○町内保育施設へエアコン設置費用を助成
体温調節の機能が未発達な園児の熱中症の危険に備えるため、町内の保育施設へ冷房設備(エアコン)の設置費用を補助します。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>