■9月10日から9月16日は、「自殺予防週間」です。
誰もが抱えるストレスは、溜め込み過ぎてしまうことでこころの病気を引き起こし、「自殺」に追い込まれる原因となります。
自殺予防週間では、「誰もが自殺に追い込まれることのない社会」の実現に向け、全国的に普及啓発活動が行われています。この機会に、自殺やこころの健康について一緒に考えてみましょう。
◇浦臼町民のこころの健康
昨年、浦臼町民の方を対象に行ったアンケート調査において、「悩みやストレスはありますか?」の問いに対し、「いつも」「かなり」「多少」感じると答えた方を合わせると67.2%でした。(図1)
そして、その悩みの内容は、「仕事」「家族」「健康」といった身近なものが多く挙がっています。
図1 第3次健康うらうす21より
◇ストレスは、上手に発散!
適度なストレスは生活にメリハリを与えてくれますが、過度なストレスを長期的に受け続けると、心身に様々な変調をきたす可能性があります。ストレスを溜め込まないよう、上手に発散することが大切です。
・リフレッシュする…運動や散歩、好きな曲を聴く、ゆっくりとお風呂に入る など
・自分の気持ちを書き出してみる…自分の置かれた状況を紙に書いて、客観的に見てみましょう。気持ちが整理され、少しラクになるかもしれません。
・SOSを出す…信頼できる方に相談することでこころが落ち着き、新たな視点により不安や悩みの解決に繋がる可能性があります。もし自分が相談を受けた場合は、相手の気持ちを否定せず、寄り添い共感することが相談者の支えになります。
◇相談窓口
抱えている問題が大きいほど、身近な方に相談することが困難に思ってしまいます。そんなとき、名前を知られずに電話やSNSで相談できるところがあります。平日の日中であれば、保健センターの保健師がお話を聞くこともできます。
福祉課保健指導係(保健センター)
【電話】69-2100
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