◆食品ビジネス系列
◇卒業後の主な進路
・大学進学…農学・食物・経営・商業に関する学部
・専門学校進学…調理・製菓・ビジネスに関する学科
・就職…公務員・食品・販売・事務などの職種
◇食品ビジネス系列3年生
川東 優斗さん
食品の企画、製造、販売を学ぶ系列で、パッケージなど、販売の細かい部分までしっかりと学んでいます。入学前は、料理男子かっこ良いなという気持ちで選びましたが、学んでいくうちに、どんどんのめりこんでいきました。
7月の学校祭や御影のイベントで販売会を行うので、今はそこに向けた商品を考えています。考えるのは楽しいですし、売れた瞬間を見るのがうれしく、すごく良いです。それを高校生の時点で味わえるのは、他の高校ではできない経験だと思います。
昨年も学校祭で販売会をして、ピザがものすごいスピードで売れて、買ってくれた町民の方が美味しそうに食べてくれて、それがすごくうれしかったです。自分たちが考えた商品を手に取ってくれたときの、みなさんのうれしそうな表情がモチベーションにつながっています。
毎年3年生になると、自分たちで考えたコンセプトに合わせて、お店を運営します。今年のコンセプトは「うまい・はやい・やすい」に決め、「レッドロビン」という店名を付けました。販売会によって任される役割りが違って、店長や製造リーダーなど、実際の店舗のように運営します。授業を通して、いろいろな役割を経験しながら、日々仲間と技術を磨き合っています。
◆保健福祉系列
◇卒業後の主な進路
・大学進学…福祉・看護・幼児教育に関する学部
・専門学校進学…福祉・看護・保育に関する学科
・就職…公務員・介護・看護助手などの職種
◇保健福祉系列3年生
中川 乙栞さん、山口 芽桜さん
中川:専門知識を持つ講師が高校に来てくれて、福祉や介護などの知識を深めています。系列が複数あって、夢が見つかりそうだなと思って入学しました。保健福祉系列を選んだのは、資格取得などの面で将来的に役立てば良いなと思ったからです。
夏から秋にかけて、実際に介護施設へ行く実習があります。利用者さんとのレクリエーション内容を自分たちで考えるので、授業で学んだことを生かして、しっかり取り組めたら良いなと思います。
山口:地元が清水町なので、通いやすさを優先して清水高校に入学しました。この系列を選んだのは、養護教諭になるという目標のためです。身体のことなど、必要な専門知識が学べると思いました。養護教諭になったら、いろいろな学校で働いてみたいですが、最終的には母校や十勝の学校で働けるのが一番かなと思っています。
私は生徒会に入っているので、7月の学校祭に向けて実行委員長として企画運営を担当しています。リーダーシップをとる規模が大きいので大変ですが、みんなの思い出に残る学校祭になるように、委員会メンバーで力を合わせて頑張ります。
◆部活動
◇清水高校の部活動
・運動部…アイスホッケー、サッカー、野球、バドミントン、弓道、陸上、バスケットボールなど
・文化部…美術、茶道、ボランティア、演劇、吹奏楽など
◇アイスホッケー部主将
工藤 秀生さん
社会創造系列3年生
アイスホッケー部
井橋 誠心さん
社会創造系列2年生
工藤:僕は東京都出身で中学生のときにアイスホッケー部に体験に来て、チームの雰囲気やレベルの高さに魅かれて、ここでプレーしたいと感じました。人間力の向上にも力を入れていて、社会に出て必要になる力を鍛えられるところも良いと思いました。部員が日頃意識している『十訓』という行動指針のおかげで、自分の成長を感じています。以前は自分だけできていれば良いという性格でしたが、周りを気にかけられるようになりました。
今は下宿しているので、近くの公衆浴場に行ったとき、町のおじいちゃんから「ホッケー部か!がんばれよ」と声をかけてもらえてうれしかったです。町のみなさんには、いつも応援してもらっているので、大会で結果を残して、恩返ししたいなと思います。24年連続でインターハイに出場していますが、まだ優勝したことはないので、今年は優勝を目指して頑張っています。
井橋:僕は清水町でアイスホッケーをするために、長野県から御影中学校に転校してきました。清水高校のホッケー部と練習試合をするうちに、チームの強さを実感して入学したいと思うようになりました。公立の強豪校はあまりないので、勉強と部活動を両立できるところが良いと思っています。高校に入ってから、試合のスタメンを勝ち取るために自主練時間が増えて、より努力するようになりました。町のみなさんの応援が励みになっているので、これからも大会のときなど応援してもらえるとうれしいです。
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