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〔特集〕ありのままに、自分らしく(1)

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北海道滝川市

~滝川市はパートナーシップ宣誓制度を導入します~
「ありのままに、自分らしく生きたい」。誰もが願うことです。一人ひとりが個々の違いを受け入れ、認め合いながら、それぞれの能力を発揮できるまちづくりの一つとして、滝川市では、性的少数者の方を対象としたパートナーシップ宣誓制度を令和6年1月から開始します。

■LGBTQとは?
LGBTQ(エル・ジー・ビー・ティ・キュー)とは、性的マイノリティ(性的少数者)の総称で、好きになる性やこころの性などの英語表記の頭文字をとって組み合わせた言葉です。最近は、この言葉も知られるようになってきましたが、現状は「男性は女性を、女性は男性を愛するのが普通」といった固定観念や先入観がまだあるようです。しかし、一人ひとり考え方や姿が異なるように、性も二つに分けられるほど単純ではありません。「性はグラデーション」と表現されるように、多様なものです。
〔詳細は本紙またはPDF版をご覧ください〕
※4つ目の要素として「性表現(服装や言葉遣(づか)いなど、自分の性をどう表現するか)」もあります。

■あなたの周りにあたりまえに
LGBTQ+当事者層の割合は国内人口の9.7%で、この割合は日本における左利きの人とほぼ同じだと言われています。
・約10人に1人がLGBTQ+
※電通グループ・dJサステナビリティ推進オフィス(LGBTQ+調査2023)


市民を対象に「パートナーシップ制度に関するアンケート」を実施したところ、約8割の方が「性的マイノリティ」や「LGBTQ」という言葉の意味を知っており、また、今の社会は性的マイノリティの方にとって生きづらいと感じるなど、認識の高さもうかがえます。しかし、言葉や意味を知っていることと、正しく理解していることは異なり、無意識に相手を傷つけていることもあります。そのため、困っていることやどういう配慮が必要かといった正しい理解につながるよう、市では随時、セミナー等を開催していきます。

○「性的マイノリティ」または「LGBTQ」という言葉や意味を知っていますか?

○性的マイノリティの方にとって今の社会は生きづらいと思いますか?

○性的マイノリティの方たちがくらしやすい社会をつくる取り組みは必要ですか?

○パートナーシップ制度という言葉や意味を知っていますか?

※令和5年6月アンケート実施

○自由意見
●LGBTQ・性的マイノリティについては、市民に広く認知してもらうしかないと思います。それには企業・団体・学校へ早急に理解してもらう必要があると思います。(50代男性)
●悩み、苦しんでいる方々のためにも、パートナーシップ制度は早急に導入した方がよいと思う。子どもたちには、特に小さいときから差別するのはおかしいことだと思わせなければいけないと思う。(40代女性)
●友人に同性カップル(性的マイノリティのカップル)が数人いますが、実際のところ、制度・ルールが発展しても(パートナーシップ制度を道内で導入したとしても)社会の目、人の目、考え方が変わらない限り、本人たちの生きづらさは続いてしまうのだろうと思います。なので、制度の導入ももちろん大事ですが、まずは一人ひとりの考え方を少しでもLGBTQに対して向ける意識が大切だと思いました。(20代女性)
●性的マイノリティの方の生きづらさは具体的にどんなことなのか分からない。(70代女性)
●もう少しPRを多くしては。カタカナでよく分からない。(60代男性)

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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