■インタビュー
ごみの分別について専門業者と町内会の声を聞きました
昭和26年創業の(株)深田商店さんにお話を伺いました。
皆さんが、分別をしてまとめた資源ごみを回収して開けてみると、正しく分別できている家庭がほとんどですが、誤った分別をしている家庭があるのも現状です。
例えば、古紙類ですが、リサイクルできない紙ごみがあるのはご存じでしょうか。多くある間違いは、加熱紙(レシートなど)や、ピザやケーキなどの汚れがついた包装箱が資源ごみとして分別されていることです。これらは、本来燃えるごみとして捨てなければなりません。
判断が難しいごみもあると思いますが、市の公式ホームページなどで詳しい分別方法が掲載されています。この機会にぜひ一度ご確認いただけたらなと思います。
ほかにも、缶の中にたばこの吸い殻を入れて捨てることや、缶やびんの中身が残っている状態で捨てると、資源にできなくなってしまいます。必ず、中身が残らないように、容器の中を水ですすいでから捨ててください。
皆さんが分別した古紙類は、製紙工場に運び、新しい紙や、お菓子の箱などに再利用されます。再利用することで、ごみの排出を減らし、紙の原料である森林の保護や温室効果ガスの削減にも貢献しています。
これからも、ひとり一人が正しいごみの分別を行い、限りある資源を大切にしてください。
私たちの町内会では、集団資源回収の取り組みと、適切なごみの分別の推進活動を行っていますが、以前は誤った分別をしている方が多くいました。
そこで、皆さんに適切な分別を行っていただくために、毎月の資源回収の際に、誤った分別がないか確認をし、見つけた際にはそのままにせず、町内会として正しい分別の方法や、お願いを記載した書面を作り、回覧板でお知らせしてきました。
現在は、以前よりも誤った分別が少なくなり、回覧板では、分別に協力をしていただいている町内会の方々に感謝の言葉を伝えるようにしています。
私たちは、リングプルの回収にも力を入れています。集めたリングプルを道内の企業に渡すことで、車いすを提供してもらえる取り組みがあります。私たちの町内会では、これまでに、3台の車いすを受け取ることができました。
町内会では、リングプルの収集量や資源回収の目標を設定し、その結果を総会で皆さんに報告しています。これにより、町内会全体で達成感が生まれ、次の目標達成への意欲が高まることで、資源回収などの活動に積極的に取り組んでいただけていると感じます。
また、集団資源回収などを通じて、地域の方々と交流の機会が増えて、町内会自体の活動がより活発になります。ぜひ、町内会の集団資源回収などの取り組みに参加してみてはいかがでしょうか。
皆さんの町内会も集団資源回収を行っているかもしれません。町内会担当者または、くらし支援課【電話】28-8013までお問い合わせください。
市では、実際にどんなものが資源ごみなのか見てみましょう!
○びん
飲料用、食品、調理用、栄養剤、薬などのびん類
○缶
飲料用、食品、調理用、ペットフードなどの缶類
○ペットボトル
飲料用、しょう油などのペットボトル類
○古紙類
段ボール、新聞紙、チラシ、雑誌、紙パック、雑がみなどの古紙類
〔無料回収〕
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