■ごみの収集に密着分別して出したごみの行方は?
今回は、資源ごみのペットボトルが回収されたあと、どのような処理がされるのか密着しました。
スタート
(1)収集
午前8時ごろから収集業者が、各家庭の資源ごみの回収を始めます。
↓
(2)搬入
中空知衛生施設組合に搬入し、受入れホッパーに投入します。
↓
(3)破除袋機(はじょたいき)
破除袋機でごみ袋を破り、ペットボトルとごみ袋に分けます。
↓
(4)手選別
資源にできないペットボトル(汚れや飲み残しがある)を間引きます。
↓
(5)圧縮成形機
圧縮し、固めて1つにまとめます(500mlぺットボトル約500本分)。
↓
(6)保管
資源回収業者に渡せる状態にして、保管をします。
各メーカーで新しい製品へ
市では、ごみの分別誤りによって、ごみ収集車が燃えるなどの事故が起こっています。
令和5年11月に発生した、ごみ収集車火災事故は、燃えないごみの中に、本来「特定品目」に分類される、ガス缶が混入されていたことが原因です。
ほかにも、今年の7月には、中空知衛生施設組合の生ごみ処理施設内で、生ごみの中に、約50cmの座布団のようなものが混入して、機械に絡まる事故が発生しました。混入物の除去や点検作業を行うため、生ごみ処理は一時中止されました。
その後、施設の運転を再開することができましたが、状況によっては、ごみの収集に多大な影響が出る可能性があります。
何気なく捨てているごみが、大きな事故の原因となるかもしれません。人ごとにはせず、正しく分別できているか見直しましょう。
(1)電池類、水銀体温計、水銀血圧計
(2)蛍光管
(3)ライター、ガス缶、スプレー缶
▼特定品目の出し方
・3種類に分け、透明または半透明な袋に入れてください。
▼注意点
・ガス缶類は、ガス抜きをしてください。
・燃やせないごみとして出した場合は、回収しません。
スマートフォンなどの家電製品
▼特定品目で出す場合
・家電製品から取り外し、分類(1)で出してください。
・取り出せない場合は、本体ごと中空知衛生施設組合(リサイクリーン)に搬入してください(有料)。
▼回収店に出す場合
・一般社団法人JBRCの協力店でも回収しています。
※リサイクルマークが書いてあるものに限ります。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>