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自治体の皆さまへ

〔特集〕滝川市健康増進計画 第3次健康たきかわ21アクションプラン 令和6~17年度(2)

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北海道滝川市

■いつまでも健康でいるために読んで実践!健康トピック
▼健康診査・がん検診、受けてみませんか?
健康診査(以下健診)は生活習慣病予防と早期発見、がん検診はがんの早期発見を目的としています。生活習慣病といえば、脳血管疾患や心疾患等、重症化による命の危険や要介護となる危険はもちろん、感染症での死亡リスクを高めるとの情報が記憶に新しく、その発症・重症化予防を意識した方もいるのではないでしょうか。
滝川市民は年齢にかかわらずメタボや高血圧・脂質異常の方が多く、生活習慣病や重症化のリスクが高いと言えます。「去年は大丈夫だったから」と数年に1度の健診受診を繰り返すことも特徴的です。
体の状態は1年の間にも大きく変化する可能性があり、「がんは2人に1人」が患う時代です。生活習慣病は自覚症状が無いことが多く、20代から進行し、40代以降で発症・重症化することで、将来、認知症のリスクにもなり得ます。
年に1度は、市で実施する集団検診や個別検診、職場等での健診・がん検診を受診しましょう。結果を保健センターの保健師・看護師と確認することもできますので、ぜひお問い合わせください。

○INTERVIEW
看護師原田さん
窪之内さん
管理栄養士佐々木さん
継続的に健康診査を受診されている窪之内さんに、保健指導を担当されている看護師の原田さん、管理栄養士の佐々木さんと一緒にお話をお伺いしました。

・健診を受けたきっかけは?
退職後に手術が必要な大きな病気になったことで、この先の人生をどうやって生きるか考えたのがきっかけでした。

・健診を受けて変わったことは?
毎日食べている物の記録を取り、栄養士に指導してもらったり、百歳体操など地域の運動行事に参加したりすることで、健診時の数値が良くなっていきました。健康・運動・食事は保健センターの皆さんの協力・援助があって頑張ることができています。

・今後に向けて
目標は90歳まで健康でいることです。そして年を取っても地域に貢献していきたいです。

▼スクリーンタイムを減らし、体を動かしませんか?
スクリーンタイムとは、文字通り画面を見ている時間のことを言います。子ども、大人にかかわらず、コロナ禍以降に外出機会が減り、在宅での動画やテレビ視聴・ゲームのプレイ時間、テレワークの普及によりデスクワークが増えた方は少なくないと思います。
国内の研究で、仕事や余暇時間にかかわらず、座っている時間が長いほど、小児期の肥満と成人期の肥満が関連していること、中年期の死亡の危険性が高まることが報告されています。市民アンケート調査から、平均歩数や運動習慣が国や北海道平均と比較して少ないことが分かっており、スマートフォンの普及状況から、滝川市民も身体活動量が少なく、座っている時間が長いことが伺えます。

○運動のポイント

保健師 谷藤さん

▼お口の筋力、落ちていませんか?
普段からお子さんのお口がポカンと開いていることはありませんか?軟らかい食べ物が多く、かまなくなったことでお口の筋力が弱くなり、滝川市の3歳児歯科健診で、歯並びやかみ合わせがよくない状態である不ふせいこうごう正咬合の判定を受けたお子さんが増えています。最近、窒息事故という悲しいニュースを聞くこともありますが、家族で食卓を囲み、ゆっくりかむよう声かけをすることで、こういったことを防ぐこともできます。
大人もお口が乾燥するといった症状からお口の筋力の低下に気が付くことが多く、お口の筋力低下は誤嚥性肺炎や窒息を引き起こす原因にもなるので注意が必要です。

○よくかんで、むせや窒息を予防

○簡単にできるお口の筋力アップ

歯科衛生士 木村さん

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