執筆者:保健福祉課健康推進係 保健師 新家花梨
■「秋の熱中症予防」
みなさん、こんにちは。保健師の新家です。担当地区は知来別・鬼志別東町・豊里です。村民のみなさんとたくさん関わっていきたいと思っていますので、いつでも声をかけてください。よろしくお願いいたします。
さて、猿払の短い夏も終わりに近づいてきましたね。夏は外出の機会も多かったのではないでしょうか?近年は残暑が厳しく、秋でも暑い日が多いですよね・・・
みなさんは、秋にも熱中症になることを知っていますか?一般的に熱中症は夏場だけのものと思われがち。「汗をかかなくなってきたし、もう大丈夫。」と考えてしまうと思います。また、暑い日が続き、みなさんだいぶ暑さに体が慣れてきた反面、暑さによる疲れがたまってきている時期でもあります。そのため、体温調節や体の水分の調整がうまくできず、脱水状態になってしまう人も多いのです。引き続き天気予報の暑さ指数や熱中症警戒アラートに注意して行動し、エアコンを使って室内の温度と湿度をコントロールするとともに、水分補給や栄養価の高い食事、十分な睡眠を心がけましょう。
そこで、生活の中で気を付けてほしいポイントを3つお伝えします。(1)のどが渇く前にコップ1杯の水分を取りましょう。(2)コーヒーや緑茶などの利尿作用のある飲料のがぶ飲みを避けましょう。利尿作用で尿が増えると脱水に繋がります。(3)食べ物からの水分をとりましょう。食べ物では、ホウレンソウ・小松菜・ブロッコリーといった緑黄色野菜などは水分とミネラルが豊富!飲み物に加えて食べ物からも水分を積極的にとることがおすすめです。
季節の変わり目は、暑い日もあれば涼しい日もあり、一日の気温差も出てきます。夏の疲れを残さずに秋も元気に過ごしましょう!!
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