■由仁町健康づくり計画(第三次)から次世代の健康づくり~妊娠期について~
母親の妊娠時の栄養状態が、子供の将来の生活習慣病の発症要因になるといわれています。
特に低栄養(やせ)の母親から生まれた赤ちゃんは、出生時の体重が2,500g未満の低出生体重児の割合が高く、出生後に栄養をより多く摂取することで成人になってから肥満や糖尿病、脂質異常症、高血圧、心血管疾患などの生活習慣病を発症しやすくなります。
また、母親が肥満や糖尿病にいたらない糖代謝の異常でも、出生体重が4,000g以上の巨大児や低出生体重児が生まれやすく、成人になってから生活習慣病の発症リスクが高くなるといわれていることから、母親の妊娠時から望ましい生活習慣が重要です。
町では妊娠から出産までの安全確保や生涯にわたる健康の保持と増進を目的に、妊婦健診および産院までの交通費助成と健康相談を行っています。
妊娠中は胎児を守るため、女性のからだは大きく変化します。
出産後も1年に1回は健診を受診して、血圧や血糖値に変化がないことを確認することが大切です。
▽10月までの健診
■「歯を見せて 笑える今を 未来にも」
6月4日(火)~10日(月)は『歯と口の健康週間』です。
自分の歯の健康管理を見直し、むし歯や歯周病の予防に努めましょう。
むし歯や歯周病にかかっている人は、そのまま放置せずに歯科医の治療を受けましょう。
歯を失う原因のほとんどは、むし歯や歯周病によるもので、特に歯周病は糖尿病や心臓病、認知症を発症・進行させるなど、全身の健康に悪影響を及ぼします。
かかりつけ歯科医を持ち、定期的に歯と口の状態を確認することが大切です。
毎日、しっかりと歯の健康を管理して、80歳になっても20本の健康な歯を保つ「8020」を目指しましょう。
問合せ:保健福祉課保健予防担当
【電話】0123-83-4750
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