■次世代の健康~乳幼児から中学生について
乳幼児期(0歳から5歳)の過度な体重増加は、その後の体格に大きく関連し、小学生で肥満と判定された児童の約70%が、成人になっても肥満が続くといわれていることから、乳幼児期からの生活習慣が重要です。
町で実施した1歳6か月児、3歳児健診での肥満傾向の割合は、平成30年度から令和3年度は2.3%~6.5%、令和4年度では0%となっていますが、中学2年生を対象とした「由仁っ子健診」では、新型コロナウイルス感染症がまん延した令和2年度以降、外出自粛などの行動制限の影響により肥満傾向の割合が高くなり、国や北海道と比較してもその傾向が高くなっています。
▽肥満度+20%以上の肥満傾向割合
近年、「脳を変調(脳をかく乱)」させ、食欲が抑えられなくなる身近な食品が判明しました。
これらの食品は、気軽に手に入る物ばかりで日常生活において避けることがむずかしい状況になっています。
▽脳を変調させる食品
食欲を抑えられなくなる食品のすべてを避けることはむずかしいですが、食品に関する知識を身につけることで、選択して食べることができます。
「脳を変調」させる食品は、乳幼児から大人まで家族全員が口にする機会があります。
将来、肥満をはじめとする生活習慣病から健康を守るためにも、家族そろって健診を受け、「パッケージの裏面の栄養成分表示や原材料名をチェックする習慣」を身につけましょう。
■由仁っ子健診日程
問合せ:保健福祉課保健予防担当
【電話】0123-83-4750
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