「留寿都村立るすつ保育所」は、令和6年4月1日から「留寿都村立保育所型認定こども園るすつこども園」に移行し、新たに始動しました。
【認定こども園とは】
認定こども園とは、幼稚園と保育園の要素を組み合わせた施設で、3歳児から5歳児までに幼児教育を行う「幼稚園」と、0歳児から5歳児までを保育する「保育園」の両方の機能を併せ持つ施設です。
共働きではない、保育に欠けない世帯でも利用できるなどのメリットがある児童福祉施設です。
【保育所から「るすつこども園」になって変わったこと】
(1)土曜日の1日保育の開始
これまでるすつ保育所では、土曜日は1日保育ができていませんでした(半日保育)が、これを改め、土曜日も1日保育としました。ただし、土曜日は、給食が提供できませんので、お弁当の持参をお願いしています。
(2)給食の主食提供について
これまで、3歳児から5歳児までは、給食時の主食(白米)を持参してもらっていましたが、今年度からは主食(白米)の提供を始めました。これにより、1年間(293日)の給食費が101,400円(平日の給食費が1日396円、土曜日の副食費が1日99円)で毎月8,400円(4月のみ9,000円)の給食費となりますが、従前からの村が半額を助成する制度では保護者の負担が大きく増えてしまうことから、当分の間、月額3,000円を超える額は村が助成することに変更しています(3歳未満児は、従前から主食(白米)の提供がある給食で、給食費は保育料の中に含まれています。)。
(3)英語教室の実施について
幼児教育の機能も持つ認定こども園への移行を機に3歳児から5歳児までに週1回の英語教室を始めました。こども園では、遊びをとおして英語を取り入れ楽しみながら英語に親しみます。
【るすつ子どもセンターの事業等の実施責任者が教育長に代わりました】
るすつ子どもセンター(るすつこども園、放課後児童クラブ、子育て支援センター、一時保育サービス、小型児童館)の事業等の実施責任者が村長から教育長に代わりました。教育委員会は学校を所管する機関ですが、全国的に幼保小の接続の重要性が高まる中、本村の場合は、ここにこども園が加わることで、幼児期の終わりまでに育ってほしい姿などを関係者で共有できるようにこども園と小学校の接続を強く意識した取り組みを推進します。
特に、本村は、留寿都小学校の体育館を建て替え、校舎を増築する形で、令和10年度に義務教育学校の開校を目指していますので、幼児から中学校卒業までを一体的にサポートしていく体制を整えます。
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